とう‐くつ【橈屈】
手首の関節を親指の方向(橈骨のある側)に曲げること。手首を外転させること。逆方向への動きを「尺屈」という。
とう‐こつ【橈骨】
前腕の親指側にある長骨。上は上腕骨・尺骨に、下は腕骨につながる。
とうこつ‐どうみゃく【橈骨動脈】
肘窩で上腕動脈から分かれる動脈の一つ。前腕の親指側を橈骨に沿って下行し、手掌で尺骨動脈の深掌枝と合流して深掌動脈弓を形成する。脈をとるときに触れる。
ナックル‐ボール【knuckle ball】
野球で、投手の変化球の一。親指と小指の間の3本の指を曲げ、そのつめを球の縫い目にかけて投げる球で、ほとんど回転せず、打者の近くで不規則に変化する。
ハイヒール‐びょう【ハイヒール病】
足に合わない靴を履き続けることで生ずる足の痛みや変形。ハイヒールを履く女性に多く、親指が変形する外反母趾(ぼし)などがある。
はず【筈/弭/彇】
1 弓の両端。弓弭(ゆはず)。 2 矢の端の、弓の弦につがえる切り込みのある部分。矢筈(やはず)。 3 相撲で、親指と他の指を広げ、矢筈の形にした手。これで相手のわきを押しつけて攻める。「—にか...
バビンスキー‐はんしゃ【バビンスキー反射】
足の裏の外側を強くこすると、足の親指が甲の側に屈曲する脊髄反射の一。健常者には見られず、随意運動を支配する錐体路に障害があると生じる。また、新生児の原始反射として、生後3、4か月くらいまで見られ...
パドル‐シフト
《paddle shifter》自動車の変速機のシフトレバーがハンドルの裏側に設置されているもの。親指以外の四指で操作する。船のパドルに似た形状をしていることに由来。ボタン式のものもある。
ひとさし‐ゆび【人差(し)指】
《人をさし示す指の意》手の親指と中指との間の指。食指(しょくし)。
ひと‐つまみ【一摘み/一撮み】
1 指先で一度つまむこと。また、その程度のわずかな量。「塩を—入れる」 2 相手をたやすく負かすこと。「—にしてやる」 [補説]料理で「塩一つまみ」などという場合は、多く、親指・人差し指・中指で...