ぐそく‐おや【具足親】
武家時代、男子が元服をして初めて鎧(よろい)・兜(かぶと)を身につける際に、それを着せた人。その武勇にあやかれるような人が選ばれた。
けいやく‐おや【契約親】
親の年まわりがよくないことや子供のからだが弱いことなどの悪条件を断ち切るまじないとして立てる仮親。替え親。
けぬき‐おや【毛抜き親】
平安時代、女児が成人の式をむかえたとき、そのまゆを抜いてやる人。
げん‐しん【厳親】
厳格な父親。厳父。
げんぷく‐おや【元服親】
⇒烏帽子親(えぼしおや)
こう‐おや【講親】
1 無尽講・頼母子講(たのもしこう)などを主催し、第1回の掛け金の贈与や貸し付けを受ける者。講元。 2 伊勢講・稲荷講(いなりこう)などの世話をする役。
こう‐しん【皇親】
天皇の親族。皇族。
こ‐しん【故親】
古くからの知り合い。故旧。
こん‐しん【懇親】
[名・形動] 1 ねんごろで親しいこと。また、そのさま。親切。じっこん。「—にお交際(つきあい)したい」〈福沢・福翁自伝〉 2 親しく交際すること。親しみ合うこと。親睦(しんぼく)。「メンバーの...
さい‐きんしん【最近親】
血族関係の最も近い者。親子など。