おじぞう‐さん【御地蔵さん】
地蔵菩薩(ぼさつ)やその像を敬い親しんで呼ぶ語。「辻の—」
おじ‐ちゃん【小父ちゃん/伯父ちゃん/叔父ちゃん】
1 (小父ちゃん)「小父さん」を、親しんでいう語。「隣の—」 2 (伯父ちゃん・叔父ちゃん)「伯父(叔父)さん」を、親しんでいう語。 [補説]多く、子供が用いる。
おす
[感]若い男性どうしが出会ったときに使うあいさつ語。親しい間柄で使われる。おっす。 [補説]「押忍」とも当てて書く。
おすもう‐さん【御相撲さん】
相撲取りを親しんで呼ぶ語。
おそるべきこどもたち【恐るべき子供たち】
《原題、(フランス)Les enfants terribles》コクトーの小説。1929年刊。姉弟の近親相姦的な愛と思春期の少年少女の残酷な行動のもたらす悲劇を幻想的に描く。1950年、ジャン=...
おため‐ごかし【御為ごかし】
表面は人のためにするように見せかけて、実は自分の利益を図ること。じょうずごかし。「—の親切」「—を言う」
おちゃっぴい
[名・形動] 1 女の子が、おしゃべりで、出しゃばりなさま。また、そういう少女。「—な小娘」 2 《「おちゃひき」の音変化》働いても金にならず、割の合わないこと。「御褒美を貰ふ時は親方一人であた...
御帳(おちょう)に付(つ)・く
罪を犯したり、親から勘当されたりして、御帳にその名前が記される。「主人を倒し、親の家を質に書きこみ、つひには—・いて所をはらはれ」〈吉原すずめ・上〉
おっ‐かあ
《「おかか」の音変化》 1 子が母親を呼ぶときの語。江戸末期から中流以下で用いられた。 2 《子の母親の意から》夫が妻を呼ぶときの語。他人の妻にもいう。 3 店などの女主人を親しんで呼ぶ語。「大...
おっ‐か・ける【追っ掛ける】
[動カ下一][文]おっか・く[カ下二]「おいかける」の音変化。「親のあとを—・ける」