おの【小野】
京都市左京区高野から八瀬(やせ)・大原にかけた一帯の古称。小野当岑の所領地で、惟喬(これたか)親王が幽居した所。
京都市山科(やましな)区の地名。真言宗の随心院がある。小野小町の出身地と伝え...
お‐の‐こ【男の子/男】
1 成人の男子。おとこ。⇔女(め)の子。「—やも空しくあるべき万代(よろづよ)に語り継ぐべき名は立てずして」〈万・九七八〉 2 男の子。むすこ。「すべて—をば、女に笑はれぬやうにおほしたつべしと...
おはぐろ‐おや【御歯黒親】
女性が初めてお歯黒をするとき、その儀式の世話をする婦人。筆親。かねおや。
お‐ばあ【御婆】
《「おばあさん」の略》祖母または老年の女性を親しんでいう語。
お‐ばあ‐さん【御婆さん】
老年の女性を親しみ、また敬っていう語。⇔御爺(おじい)さん。
お‐ばあ‐さん【御祖母さん】
祖母(そぼ)を親しみ敬っていう語。⇔御祖父(おじい)さん。
おば‐さん【伯母さん/叔母さん】
「おば(伯母・叔母)」を敬い親しんでいう語。⇔おじ(伯父・叔父)さん。
おば‐さん【小母さん】
1 よその年配の女性を親しんでいう語。「行商の—」⇔小父(おじ)さん。 2 子供に対して、大人の女性が自分をさしていう語。「—にも見せて」⇔小父さん。
おばすて‐やま【姨捨山】
長野県千曲(ちくま)市にある冠着(かむりき)山の別名。標高1252メートル。古くから「田毎(たごと)の月」とよばれる月見の名所。更級(さらしな)に住む男が、山に捨てた親代わりの伯母を、明月の輝き...
おば‐ちゃん【小母ちゃん/伯母ちゃん/叔母ちゃん】
1 (小母ちゃん)「小母さん」を、親しんでいう語。「お店の—」 2 (伯母ちゃん・叔母ちゃん)「伯母(叔母)さん」を、親しんでいう語。