けち【結】
1 賭弓(のりゆみ)で勝負を決めること。また、その試合。「右の大殿の弓の—に、上達部、親王達多く集へ給ひて」〈源・花宴〉 2 囲碁の終盤戦で、まだ決まらない目を詰めること。また、その目。駄目。闕...
けち‐えん【結縁】
1 仏語。 ㋐仏・菩薩(ぼさつ)が世の人を救うために手をさしのべて縁を結ぶこと。けつえん。 ㋑世の人が仏法と縁を結ぶこと。仏法に触れることによって未来の成仏・得道の可能性を得ること。けつえん。 ...
けちょう【化鳥】
泉鏡花の小説。明治30年(1897)、文芸雑誌「新著月刊」に掲載。著者初の口語体による小説で、全編が橋のたもとの番小屋で母親と二人で暮らす少年による語りとして書かれている。
け‐ぢか・し【気近し】
[形ク] 1 近い。身近である。「—・く臥せ給へるを」〈源・紅梅〉 2 親しい。親しみやすい。「ただ、宮のさまぞ、—・うをかしげなる」〈枕・二七八〉
けっこんこそだてしきん‐ぞうよ【結婚・子育て資金贈与】
親や祖父母など直系尊属が20歳以上50歳未満の子や孫に対して、結婚や子育てにかかる資金を一括して贈与する場合、1000万円まで贈与税を非課税とした制度(結婚資金は300万円まで)。平成27年(2...
けっそん‐かてい【欠損家庭】
未成年者のいる家庭のうち、両親または片親が死別・離別などのために欠けている家庭。欠損家族。
けってい‐ぎ【決定木】
ある対象や課題を分類・予測・判定するための条件分岐のアルゴリズムを図式化した、木構造のグラフ。意思決定や戦略立案のほか、機械学習やデータマイニングの分野で用いられる。ある要素(親ノード)を起点と...
けつ‐えん【血縁】
血のつながりのある間柄。血すじ。また、血のつながっている親族。血族。けちえん。「—をたどる」→地縁 [補説]書名別項。→血縁
けつえん‐かんけい【血縁関係】
親子・兄弟姉妹などの血のつながりを基礎としてつくられた社会的関係。養子などの擬制的関係を含むこともある。血族関係。
けつ‐ぞく【血族】
血のつながった人々。血縁。法律上は、養親子(ようしんし)のように、これと同様に扱われる者(法定血族)を含めていう。 [補説]書名別項。→血族