けつぞく‐けっこん【血族結婚】
血族関係にある者どうしの結婚。普通には四親等になるいとこを含む近縁者間の結婚をいう。子供に潜性の形質が発現する確率が高いとされる。血族婚。→近親婚
けつ‐にく【血肉】
1 血と肉。また、生身のからだ。ちにく。 2 血縁のごく近いもの。肉親。骨肉。ちにく。
け‐どお・い【気遠い】
[形][文]けどほ・し[ク] 1 遠く隔たっているさま。遠く離れている。「祇園祭の稽古囃子(ばやし)が流を渡って—・く聞えて来る」〈風葉・青春〉 2 人けがなくてものさびしい。「いとど狐の住みか...
け‐みょう【仮名】
1 仮につけた名。かめい。⇔実名(じつみょう)。 2 元服のときに烏帽子親(えぼしおや)につけてもらう呼び名。通称。俗称。「其の—実名分明ならず」〈平家・一一〉 3 仏語。実体のないものに、仮に...
けむた・い【煙たい/烟たい】
[形][文]けむた・し[ク] 1 煙のために息苦しい。また、目を開けていられない。けむい。けぶたい。けむったい。「—・くて涙が出る」 2 窮屈に感じられ、親しみが持てないさま。けぶたい。けむった...
け‐らい【家来】
1 主君や主家に仕える者。家臣。従者。 2 親・尊族を敬い礼を尽くすこと。転じて、他人に礼を尽くすこと。「文籍(ぶんせき)にも—といふことあるべくや」〈源・藤裏葉〉 3 朝廷の公事(くじ)や故実...
け‐わい
《「気(け)這(は)ひ」の意。「気配」の字を当てて現代では「けはい」という》 1 漠然と感じられる物事のようす。雰囲気。特に、音・声・においなどによって感じられる物事のようす。また、その音やにお...
けん【権〔權〕】
[音]ケン(漢) ゴン(呉) [訓]はかり はかる はかりごと [学習漢字]6年 〈ケン〉 1 はかり。はかりのおもり。「権衡」 2 事の成否をはかり考える。「権謀」 3 他を従わせる力や勢い...
けん‐あい【兼愛】
自他・親疎の区別なく、平等に人を愛すること。中国古代の思想家、墨子(ぼくし)が唱えた。
けん‐い【権威】
1 他の者を服従させる威力。「行政の—が失墜する」「親の—を示す」 2 ある分野において優れたものとして信頼されていること。その分野で、知識や技術が抜きんでて優れていると一般に認められていること...