げい‐いん【鯨飲】
[名](スル)鯨が水を飲むように、酒を一時にたくさん飲むこと。牛飲。「こんなにがぶがぶ—されるとは思っていなかった」〈太宰・親友交歓〉
げ‐しゃく【外戚】
母方の親類。がいせき。げさく。⇔内戚。「内戚にも—にも、女といふもののなむ乏しく侍る」〈宇津保・内侍督〉
ゲシュタポ【(ドイツ)Gestapo】
《(ドイツ)Geheime Staatspolizeiの略》1933年、反ナチス運動の取り締まりを目的として創設された。ナチス‐ドイツの国家秘密警察。親衛隊の統轄下に置かれた。
ゲスフー‐テスト【guess-who test】
互いに熟知している集団の成員に「最も親切な人は誰か」など、行動・態度・能力などに関する質問を行って、その報告の結果をもとに人物の評価をする検査。
げんかい‐だんち【限界団地】
住民の約半数以上を高齢者が占める住宅団地。高度成長期に都市近郊に建設された団地に入居した世帯から子世代が独立し、親世代のみが残ったため高齢化が進んだ。建物の老朽化、空室の増加、商店街の空洞化、独...
げんき【元亀】
戦国時代、正親町(おおぎまち)天皇の時の年号。1570年4月23日〜1573年7月28日。
げんくろう‐ぎつね【源九郎狐】
1 伝説で、大和にいたといわれるいたずら狐。播磨(はりま)の刑部狐(おさかべぎつね)の兄弟とされる。 2 浄瑠璃「義経千本桜」に登場する狐。親狐の皮で作られた初音の鼓を慕って、持ち主静御前のもと...
げんげんしゅう【元元集】
南北朝時代の神道書。全8巻。北畠親房著。延元2年=建武4年(1337)ごろ成立。日本の神道の起源を調査し、和漢の古典から資料を引用、分類して自説を加えたもの。
げん‐さい【幻妻/衒妻】
1 広く女をいう語。特に、美人をいうこともあり、また、女をののしってもいう。「酒も—も向う持ちで、腹の痛まん散財や」〈上司・太政官〉 2 自分や他人の妻を卑しめたり、親しみを込めたりしていう語。...
げんし‐さい【元始祭】
1月3日に宮中三殿で行われる天皇の親祭。皇位の元始を祝うもので、第二次大戦までは国の大祭とされた。