び‐かせき【微化石】
その同定や観察に顕微鏡を必要とする小さい化石の総称。ふつう数ミリメートル以下の大きさのものを指す。放散虫、珪藻類、有孔虫、花粉などの微化石が知られ、過去の環境の推測や年代特定に用いられることが多い。
びし‐てき【微視的】
[形動] 1 人間の視覚で識別できないほど微細であるさま。顕微鏡的。「—な世界」⇔巨視的。 2 物事を微細に観察するさま。「—にとらえる」⇔巨視的。
びしょう‐じゅうりょく【微小重力】
重力の影響がほとんどない状態。スペースシャトルや国際宇宙ステーションにより、宇宙空間で得られる実験環境。地上では作れない材料の製造や未知の現象の観察が可能。マイクログラビティー。
びそくど‐さつえい【微速度撮影】
映画の特殊撮影で、フィルム送りを標準速度より遅くして撮影すること。そのフィルムを標準速度で映写すると、長時間の運動や変化が短時間に縮小して観察できる。低速度撮影。
びょうり‐けんさ【病理検査】
疾病の診断を行うために、患者から採取した臓器・組織・細胞などを詳しく調べること。内視鏡や手術で取り出した臓器や組織を調べる病理組織検査、尿・喀痰(かくたん)に含まれる細胞や粘膜・病変部から採取し...
ビーチコーミング【beachcombing】
浜辺で貝殻などさまざまな漂着物を拾い集めて観察しながら散策すること。本来の意味は、浜辺で売り物になりそうな漂着物を拾い集めること。
フィールド‐スコープ
《(和)field+scope》野鳥観察など、野外での自然観察に使用する、地上望遠鏡。倍率は20倍程度で、携帯用のもの。 [補説]英語では、単にscope
ふくくうきょう‐しゅじゅつ【腹腔鏡手術】
内視鏡手術の一。腹部に3〜15ミリ程度の穴を数か所開けて、そこから腹腔鏡(内視鏡の一種)や専用の手術器具を挿入し、モニターに映し出される腹腔内の様子を観察しながら手術を行う方法。開腹手術よりも患...
フリム【FRIM】
《Forest Research Institute Malaysia》マレーシアの首都クアラルンプールの郊外にある森林科学公園。正式名称マレーシア森林研究所。市街中心部より北西約15キロメート...
フルオレセイン【fluorescein】
黄色の酸性染料。水溶液中で強い緑黄色の蛍光を発するため、蛍光顕微鏡やフローサイトメトリーによる観察、蛍光分析などに用いられる。化学式C21H11NO5S