やまと‐いんせき【やまと隕石】
南極大陸のやまと山脈付近で発見された隕石（南極隕石）の総称。昭和44年（1969）に日本の南極観測隊により初めて9個の隕石が発見され、その後も裸氷上で発見が続いた。大陸中央の氷床が海岸に向かって...
ゆうぎ‐は【有義波】
ある地点で一定時間に観測される波を波高が高い順に並べたとき、高い方から数えて3分の1の波を選び、その波高を平均した波。熟練した観測者が目視で観測した典型的な波に近いとされる。その波高は有義波高、...
ゆ‐だまり【湯溜まり】
マグマの熱で温められた火口湖のこと。特に阿蘇中岳第1火口の火口湖をいう。→阿蘇五岳 [補説]湯だまりは火山活動を反映して変化する傾向にあることから、気象庁福岡管区気象台が阿蘇中岳の湯だまりの量・...
ユー‐エス‐ジー‐エス【USGS】
《United States Geological Survey》アメリカ地質調査所。地球規模で天然資源調査・地図製作・地震観測などを行う米国内務省所管の研究機関。生物学・地理学・地質学・水科学...
ようこう
平成3年（1991）8月に打ち上げられた太陽観測衛星SOLAR-A(ソーラーエー)の愛称。宇宙科学研究所（現JAXA(ジャクサ)）が開発。名称は「陽光」に由来。太陽活動極大期における観測を目的と...
ようし‐ほうかい【陽子崩壊】
大統一理論で導き出される陽子が崩壊する現象。クオークをレプトンに変化させる極めて弱い相互作用により、陽子が陽電子とπ(パイ)中間子、またはニュートリノとπ中間子に崩壊するとされる。岐阜県のスーパ...
よう‐はん【羊斑】
太陽を、水素などの発する特定の波長だけを通すフィルターで観測すると、彩層に散在して見える不規則な形の明るい斑点。彩層白斑。羊毛斑。
よこすか
日本の海洋研究開発機構が所有する海洋調査船。平成2年（1990）、有人潜水調査船「しんかい6500」の支援母船として建造。音波を利用する水中通話機や深海底の地形や地質を調査する観測装置などを搭載する。
よこ‐ドップラーこうか【横ドップラー効果】
特殊相対性理論的な効果によるドップラー効果。光の場合、光源の視線速度方向の運動とは別に、光源の時間の進み方が遅れることによって波長が伸び、赤方偏移した光が観測される現象を指す。横のドップラー効果。
よほう‐ぎょうむ【予報業務】
時と場所を特定して、今後生じる自然現象の状況を、観測の成果に基づいて自然科学的な方法によって予測し、その結果を第三者に提供すること。
