れんせい‐ちゅうせいしせい【連星中性子星】
二つ以上の中性子星が互いに引力を及ぼしあっている連星系。中性子星がパルサーである場合は連星パルサーとよばれ、一般相対性理論で予測される重力波の放出が間接的に確認できる。また近年、重力波望遠鏡によ...
れんせい‐パルサー【連星パルサー】
パルサー(高速で自転し、電磁パルスを発する中性子星)を含む連星。1974年、PSR1913+16という連星パルサーが発見され、自転周期と公転周期の精密な観測により、一般相対性理論から予測される重...
れんせい‐ブラックホール【連星ブラックホール】
二つ以上のブラックホールが互いに引力を及ぼし合っている連星系。ブラックホールは互いの周囲を公転し、重力波を放出することでエネルギーを失い、最終的に互いの軌道が近づいて合体すると考えられている。ブ...
レーウィン【rawin】
《radioとwindの合成語》高層大気中の風向・風速を観測する装置。気球に断続式気圧計と発信機をつるして上空に放ち、発する電波を追跡して風速の鉛直分布を計算する。
レーウィンゾンデ【rawinsonde】
ラジオゾンデとレーウィンを組み合わせた高層大気の気象観測装置。
レーダー【radar】
《radio detecting and rangingの略》電波、特にマイクロ波を発射して目標物に当て、その反射波を受信して方向や位置を測定する装置。船舶・航空機の航法や気象観測などに用いる。...
ロケットゾンデ【rocketsonde】
ロケットの先端部に取り付けられたラジオゾンデ。上空約60キロメートル以下の中間圏下部、および成層圏全体の観測に用いられる。
ロシター‐こうか【ロシター効果】
食変光星の伴星や系外惑星が公転により主星を横切る際、スペクトルが変化する現象。主星が自転している場合、視線方向への光はドップラー効果によってスペクトルが偏移しているが、伴星や惑星が恒星面の辺縁を...
ろ‐じょう【露場】
気象観測をするために整備した屋外の場所。周りに障害物のない平らな場所に、雨が跳ね返らないよう芝を植え、百葉箱(ひゃくようばこ)や雨量計などを設置する。
ロックーン【rockoon】
気球によって高空からロケットを打ち上げること。主に気象用の観測ロケットで用いられる。 [補説]ロケット(rocket)と気球(balloon)からの造語。