うちゅう‐はいけいほうしゃ【宇宙背景放射】
宇宙のあらゆる方向から同じ強度で入射してくる、絶対温度が約3ケルビンの黒体放射に相当する電波。1965年に米国のA=A=ペンジアスとR=W=ウィルソンが発見。ビッグバン、およびインフレーション宇...
うちゅう‐はなび【宇宙花火】
平成19年(2007)9月2日夜、打ち上げたロケットから放出されたリチウムが、太陽の光を受けて赤く輝いた現象を花火にたとえたもの。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が各大学と共同で高層大気観測のた...
うちゅう‐ぼうえんきょう【宇宙望遠鏡】
大気圏外から宇宙を観測する望遠鏡。大気による光の吸収や像の揺らぎがないため、詳細な観測が可能となる。米国のハッブル宇宙望遠鏡、ケプラー宇宙望遠鏡、日本のひさきなどがある。スペース望遠鏡。スペース...
うちゅうぼうえんきょうさつぞう‐ぶんこうき【宇宙望遠鏡撮像分光器】
紫外線領域の感度の高いスペクトル観測装置。さまざまな波長の光を分析でき、ハッブル宇宙望遠鏡に搭載されている。STIS(space telescope imaging spectrograph)。
うらかわおき‐じしん【浦河沖地震】
昭和57年(1982)3月21日、北海道日高支庁(現、日高振興局)浦河郡沖を震源に発生したマグニチュード7.1の地震。震源に最も近い浦河町では、震度6を観測。家屋倒壊などの被害を受けた。
うらしま‐こうか【浦島効果】
《「ウラシマ効果」とも書く》光速度に近い速度で運動している系の時間の進み方は、静止している観測者に比べて遅くなる現象。たとえば光速度の99パーセントで進む宇宙船内の時計は静止系の約1/7の速さで...
うるう‐びょう【閏秒】
天体観測をもとにした平均太陽時(世界時)と、原子時計ではかった国際原子時とのずれを調整するために加えたり引いたりされる1秒。→協定世界時
ウルグベグてんもんだい‐あと【ウルグベク天文台跡】
《Ulug'bek Rasadhonasi》ウズベキスタン南東部の古都サマルカンドにある遺跡。チュパンアタの丘の上に位置する。チムール帝国第4代君主で天文学者、歴史家でもあったウルグベグが天体観...
うん‐きょう【雲鏡】
気象観測器械の一。鏡に雲を映し、雲の進行方向・速度などを測る器械。
うん‐こう【雲向】
雲の動いてくる方向。観測者が雲の動きに逆らって立ったときの方向で表し、例えば北から南へ雲が動く場合は「雲向北」という。