ぎじん‐かん【擬人観】
人間の特性を他の事物にあてはめ、人間と類似したものとして説明しようとする考え方。例えば、神が人間と同じような姿をして同じ言葉を使うと考えるような見方。
くう‐がん【空観】
仏語。一切の存在には本性がなく、実体をもたないという真理を観想する方法。
ぐみん‐かん【愚民観】
(国の支配層が)国民は無能でばかだとする見方。「—に基づく政策」
けい‐かん【景観】
1 風景。景色。特に、すばらしいながめ。「壮大な—」 2 《(ドイツ)Landschaft、(英)landscapeの訳語。植物学者の三好学が考案》人間が視覚的に認識する風景。もとは地理学・植物...
げんし‐いっしんかん【原始一神観】
未開民族にも至高神信仰や一神教が存在し、それが宗教の原初形態であるとする宗教学説。
げんば‐ざっかん【現場雑観】
新聞などで、現場を取材した記者の雑観をまとめたもの。
こうこく‐しかん【皇国史観】
日本の歴史を、万世一系の天皇を中心とする国体の発展・展開ととらえる歴史観。日中戦争・第二次大戦期に支配的となった。
こちゅうかん【壺中観】
田岡嶺雲の評論集。明治38年(1905)、刊行直前に発売禁止処分を受ける。翌明治39年(1906)、削除改訂版を「壺中我観」の題名で刊行するが、明治43年(1910)再び発売禁止となった。
こっかたいかん【国歌大観】
和歌索引書。正続各2冊。松下大三郎・渡辺文雄編。正編は明治34〜36年(1901〜1903)刊。続編は大正14〜15年(1925〜1926)刊。正編は万葉集・二十一代集や物語・日記などの和歌を、...
さん‐かん【参観】
[名](スル)その場所に行って、見ること。「授業を—する」