むちゃ‐くちゃ【無茶苦茶】
[名・形動]「むちゃ」を強めていう語。「—を言うな」「—に暴れる」「—な値段」 [補説]「無茶苦茶」は当て字。
む‐てん【無点】
[名] 1 漢文で、訓点がついていないこと。また、その漢文。 2 詩・文章などに添削や評点が加えられていないこと。 3 得点がないこと。
[名・形動ナリ]筋道が通らず、わけのわからないこと。...
む‐とくしん【無得心】
[名・形動ナリ]《「むどくしん」とも》 1 得心しないこと。納得できないこと。また、そのさま。不得心。「異見言うても嘆いても、聞き入れ給はぬ—」〈浄・矢口渡〉 2 道理や人情にそむくこと。また、...
む‐ふんべつ【無分別】
[名・形動] 1 分別がないこと。思慮がなく軽率なこと。また、そのさま。「年がいもなく—なことを言う」 2 仏語。物事を区別して考えないこと。また、妄想を離れていること。
む‐ろん【無論】
[副]論じる必要のないほどはっきりしているさま。言うまでもなく。もちろん。「飛行機は—のこと、車も使わない」「—そのとおりだ」
め【奴】
[接尾]人名または人や動物を表す名詞、代名詞などに付く。 1 人や動物などをののしったり、卑しめたりするときに用いる。「ばか—」「こいつ—」 2 自分や自分に関することを卑下したり謙遜(けんそん...
めき‐しゃき
[副]きっぱりと物を言うさま。「—とせりふせにゃおかんわいの」〈滑・膝栗毛・八〉
めくち‐かわき【目口乾き】
《つねに見たり言ったりして目や口をうるおさないと、乾ききってしまう意》他人の欠点などを目ざとく見つけ、口やかましく言うこと。また、その人。「三つ寄すれば姦(かしま)しい、—の色ばなし」〈浄・矢口渡〉
め‐ごと【目言】
《古くは「めこと」とも》 1 目で合図すること。〈和英語林集成〉 2 目で見て、口で言うこと。会って直接話すこと。「海山も隔たらなくになにしかも—をだにもここだ乏(とも)しき」〈万・六八九〉
めちゃ【滅茶/目茶】
[名・形動]《「むちゃ」の音変化か。「滅茶」「目茶」は当て字》 1 「滅茶苦茶1」に同じ。「—を言う」「—な方法」 2 「滅茶苦茶2」に同じ。「計画が—になる」