其(そ)れから其(そ)れまで
そうなったらそれまでのことだ。しかたがない。「これ程までに言うてみて、聞かずば—よ」〈浮・御前義経記・六〉
ぞう‐こう【雑口】
悪口を言うこと。雑言(ぞうごん)。「腰が抜けて弓矢の義を忘れしと、韃靼(だったん)人の—にかけられんは必定」〈浄・国性爺〉
ぞう‐ごん【雑言】
あれこれ悪口を言うこと。また、その悪口。ぞうげん。「—を浴びせる」「悪口(あっこう)—」
ぞく【俗】
[名・形動] 1 世のならわし。その土地や時代の風俗・習慣。「—に入(い)っては—に従え」 2 世間一般。民間。「—受け」「—では水戸の御隠居様という」〈福沢・福翁自伝〉 3 民間で普通に行われ...
ぞん・ずる【存ずる】
[動サ変][文]ぞん・ず[サ変] 1 「知る」「承知する」の意の謙譲語。「知らぬ—・ぜぬでらちがあかない」 2 「思う」「考える」の意の謙譲語。「お変わりなくお過ごしのことと—・じます」 [補説...
たいかんきょほう‐しゅぎ【大艦巨砲主義】
《「だいかんきょほうしゅぎ」とも》 1 海軍力の増強には、大口径の主砲と厚い装甲をもつ大型戦艦が必要とする考え方。 2 (比喩的に)大きな組織や大掛かりな設備が、強い競争力をもつとする考え方。大...
たい‐げん【大言】
[名](スル)《「だいげん」とも》 1 物事を誇張していうこと。えらぶって大きいことを言うこと。また、その言葉。高言。「—を吐く」 2 りっぱな言葉。堂々とした言葉。
たいげん‐そうご【大言壮語】
[名](スル)実力不相応な大きなことを言うこと。また、その言葉。「勝ってみせると—する」
太鼓(たいこ)を叩(たた)・く
人の言うことに調子を合わせて機嫌をとる。太鼓を持つ。「得意先に—・く」
たい‐した【大した】
[連体] 1 程度がはなはだしいさまをいう語。非常な。たいへんな。度はずれた。「—ものだ」「—数にのぼる」 2 あとに打消しの語を伴って、特に取り立てて言うほどのことではないという気持ちを表す。...