なる‐ほど【成る程】
[副] 1 他人の言葉を受け入れて、自分も同意見であることを示す。たしかに。まことに。「—それはいい」 2 その範囲でできるだけのことをする意を示す。なるべく。「そのやうに言うて皆様が召すもの...
なんか
[副助]《代名詞「なに」に副助詞「か」の付いた「なにか」の音変化から》名詞、名詞に準じる語、活用語の連用形、一部の助詞などに付く。 1 一例を挙げて示す。…など。「この着物—お似合いです」「映画...
なんか【南華】
「南華真経」の略。
《
の寓話には変わったものが多いところから》変わり者。変人。また、とりとめもないことを言う者。「うつけたる者を今も—と名付くるなり」〈仮・浮世物語・一〉
なん‐じょう【何じょう】
《「なんという」の音変化》 [副]反語を表す。どうして…か。なんで…か。「—かかる事にひるむべき」〈河上肇・貧乏物語〉
[連体] 1 どういう。何という。「—心地すれば、かく物を思ひたるさま...
なん・ずる【難ずる】
[動サ変][文]なん・ず[サ変]非難する。悪く言う。また、難癖をつける。「相手の非を—・ずる」
なん‐だ【何だ】
[連語]《「だ」は断定の助動詞》 1 疑問を表す。「あの音は—」「それが—というんだ」 2 直接言うのがはばかられたり、適当な言い方が見つからなかったりする場合に、代わりに用いる語。「自分で言う...
なん‐ちゃっ‐て
[連語]《副助詞「なんて」+動詞「言う」+連語「ちゃう」+助詞「て」の「なんて言っちゃって」から変化したもの》 1 などと言ってしまって。俗に、何かを言った後に、それが失言や誇張、嘘などであった...
にく・い【憎い/悪い】
[形][文]にく・し[ク] 1 そのものに強い抵抗感・不快感を抱くさま。許しがたく思って嫌うさま。にくらしい。「冷酷な犯人が—・い」「不正を許す社会が—・い」 2 (しゃくにさわるほどすぐれてい...
にくまれ‐ぐち【憎まれ口】
人に憎まれるようなことを言うこと。また、その言葉。「—をたたく」
に‐ごん【二言】
1 二度ものを言うこと。ふたこと。「一言、—」 2 前に言ったことと違うことを言うこと。「武士に—はない」