けと‐ば【言葉】
「ことば」の上代東国方言。「父母が頭(かしら)かきなで幸(さ)くあれて言ひし—ぜ忘れかねつる」〈万・四三四六〉
こと‐ば【言葉/詞/辞】
1 人が声に出して言ったり文字に書いて表したりする、意味のある表現。言うこと。「友人の—を信じる」 2 音声や文字によって人の感情・思想を伝える表現法。言語。「日本の—をローマ字で書く」 3 文...
ことば‐あそび【言葉遊び】
言語の発音や意味を利用した遊び。早口言葉・なぞなぞ・尻取り・洒落(しゃれ)・はさみ言葉・さかさ言葉など。
ことば‐あらそい【言葉争い】
口げんか。口論。言い争い。
ことば‐かず【言葉数】
1 語数。「—の多い辞書」 2 口かず。「—の少ない人」
ことばからのしょくしゅ【言葉からの触手】
吉本隆明の著作。昭和60年(1985)から平成元年(1989)にかけて、「文芸」誌に連載された断片的な形式の散文。単行本は平成元年(1989)6月刊行。
ことば‐がえし【言葉返し】
人の言葉に従わないで言い返すこと。口答え。「—はついしか為(し)ませんかったけれど、物も言わず物を食べず」〈一葉・この子〉
ことば‐がき【詞書(き)/言葉書(き)】
1 和歌や俳句の前書きとして、その作品の動機・主題・成立事情などを記したもの。万葉集のように、漢文で書かれたものは題詞(だいし)という。 2 絵巻物の絵に添えられた説明文。 3 絵本などで、画中...
言葉(ことば)が過(す)・ぎる
言うべきでないことまで言う。
ことば‐がたき【言葉敵】
話し相手。互いにへらず口をたたき合う相手。「三好は忽ち総攻撃に会ったが、故意(わざ)と—にはならず」〈里見弴・多情仏心〉