た‐げん【他言】
[名](スル)⇒たごん(他言)
た‐げん【多言】
[名](スル)口数の多いこと。ものを多く言うこと。たごん。「—を弄(ろう)する」「説明に—を要しない」⇔寡言。
た‐ごん【他言】
[名](スル)秘密などを他の人に話すこと。口外すること。たげん。「—は無用」「—されては困る」
た‐ごん【多言】
「たげん(多言)」に同じ。
たたえ‐ごと【称え言/称え辞】
ほめていう言葉。賛辞。
ただ‐ごと【徒言/只言】
《古くは「ただこと」》技巧などを用いない、ありのままの言葉。歌語でも比喩でもない日常の言葉。「これは、—に言ひて、物にたとへなどもせぬものなり」〈古今・仮名序〉
たて‐きょうげん【立(て)狂言/建(て)狂言】
人形浄瑠璃で、1日の興行の主となる演目。
たとえ‐ごと【譬え言】
たとえにする言葉。比喩(ひゆ)。
たわ‐ごと【戯言】
《古くは「たわこと」とも》たわけた言葉。ばかばかしい話。また、ふざけた話。「—を聞くほど暇じゃない」「—をぬかすな」
たわぶれ‐ごと【戯れ言】
「たわむれごと」に同じ。「おしなべたらぬ若人どもに、—などのたまひつつ」〈源・帚木〉