がんしかくん【顔氏家訓】
中国の家訓書。2巻20編。顔之推(がんしすい)が、子孫への戒めとして記したもの。儒家思想・仏教思想をまじえ、官界で生きていくための教訓などを残す。家訓書の祖となった。
きくたけ‐きよのり【菊竹清訓】
[1928〜2011]建築家。福岡の生まれ。黒川紀章らとメタボリズム理論を提唱。大阪万博のエキスポタワーや江戸東京博物館などを設計した。海上都市などの都市構想でも知られる。著作に「代謝建築論」など。
きゅう‐くん【旧訓】
1 漢字・漢文などの古い読み方。 2 昔の教えや戒め。
きょう‐くん【教訓】
[名](スル)教えさとすこと。また、その内容・言葉。「—をたれる」「—を得る」
きん【訓】
⇒くん
ぎ‐くん【戯訓】
上代文献、特に万葉集の用字法の一。漢字の字形・字音・字義などを遊戯的、技巧的に利用したもの。「出づ」を「山上復有山」、「獅子(しし)」を「十六」、「い」を「馬声」、「ぶ」を「蜂音」などと書く類。戯書。
ぎ‐くん【義訓】
上代文献、特に万葉集の用字法の一。漢字漢語の意義によって訓を当てるもの。「暖(はる)」「寒(ふゆ)」「未通女(おとめ)」などの類。
くに【訓】
《「くん(訓)」の「ん」を「に」で表記したもの》「くん(訓)」に同じ。「一度(ひとたび)は—、一度は声に読ませ給ひて」〈宇津保・蔵開中〉
くん【訓】
漢字の意味に基づいて、それに当てた日本語による読み。「山」を「やま」「川」を「かわ」と読む類。和訓。⇔音(おん)。
くん【訓】
[音]クン(呉)(漢) キン(唐) [訓]おしえる よむ おしえ よみ [学習漢字]4年 〈クン〉 1 字句の説明・解釈。「訓詁(くんこ)・訓釈・訓注」 2 教えさとす。教え。「訓育・訓戒・訓...