いい‐なずけ【許嫁/許婚】
《動詞「いいなづく」の連用形から》 1 双方の親が、子供が幼いうちから結婚させる約束をしておくこと。 2 結婚の約束をした相手。婚約者。フィアンセ。
がり【許】
《「かあ(処在)り」の音変化という》 [接尾]人を表す名詞または代名詞に付き、その人のいる所へ、…のもとに、の意を表す。「妹(いも)—と馬に鞍置きて生駒山(いこまやま)うち越え来ればもみち散り...
きょ【許】
[音]キョ(漢) [訓]ゆるす もと がり ばかり [学習漢字]5年 〈キョ〉 1 願いを聞き入れる。ゆるす。「許可・許諾・許否・許容/允許(いんきょ)・官許・裁許・聴許・特許・認許・免許・黙...
きょ‐か【許可】
[名](スル) 1 願いを聞き届け、ある行為・行動を許すこと。「外出の—が下りる」「使用を—する」 2 ある行為が一般に禁止されているとき、特定の場合にそれを解除し、適法にその行為ができるように...
きょ‐か【許嫁】
「いいなずけ」に同じ。「自身にはすでに—の少女…があって」〈蘆花・思出の記〉
きょか‐えいぎょう【許可営業】
行政庁の許可を得て適法に行うことができる営業。質屋・古物商・風俗営業・旅館営業など。
きょか‐ぎょぎょう【許可漁業】
水産動植物の繁殖保護または漁業調整の必要から、農林水産大臣や知事の許可を受けなければ営むことのできない漁業。→指定漁業
きょか‐こうこく【許可抗告】
最高裁判所への上訴手続きの一。高等裁判所の決定に最高裁判例に反する判断や法令解釈上の重要な問題があるとして当事者が申し立て、高等裁判所が認めた場合に抗告が認められる制度。
きょ‐こん【許婚】
婚約をすること。また、婚約をした人。いいなずけ。「—者」
きょ‐た【許多/巨多】
数の多いこと。多数。「—の財宝を打棄てて」〈鉄腸・南洋の大波瀾〉