し【詞】
[音]シ(漢) [訓]ことば [学習漢字]6年 1 ことば。文句。「賀詞・献詞・祝詞・序詞・誓詞・題詞・弔詞」 2 文法上の単語の部類。「動詞・品詞・副詞・名詞」 3 詩文。詩歌。「詞章・詞宗(...
し‐か【詞華/詞花】
詩歌や文章で、巧みに美しく表現したことば。すぐれた詩文。詞藻。
し‐かい【詞海】
文章や詩歌の豊富なことを広大な海にたとえていう語。「汪洋たる—想海のいずこに漂うとも」〈蘆花・思出の記〉
し‐かく【詞客】
詩歌や文章を作る人。文人(ぶんじん)。
しか‐しゅう【詞華集/詞花集】
美しい詩文を集めた書物。アンソロジー。 「詞花和歌集」の略。
しかわかしゅう【詞花和歌集/詞華和歌集】
平安後期の勅撰和歌集。八代集の第六。10巻。崇徳院の院宣により、藤原顕輔(ふじわらのあきすけ)が撰し、仁平元年(1151)ごろ成立。四季・賀・別・恋・雑に部立て。歌数409首。詞花集。
し‐きょく【詞曲】
詞と曲。韻文。また、歌謡。
し‐げい【詞芸】
詩や文章を作るわざ。文芸。
し‐しょう【詞章】
1 文字によって表現された言葉。詩歌や文章。 2 謡曲・浄瑠璃など音楽的要素のある演劇作品の文章。
し‐じょう【詞場】
詩文などを作るところ。また、詩人・文人の社会。文壇。「対策及第して、自ら—に桂を折り給ふ」〈太平記・一二〉