ながめ【詠め】
詩歌を口ずさむこと。また、詩歌を作ること。「摂政公の—に(心ヲ)奪はれ」〈笈の小文〉
なん‐だい【難題】
1 詩歌や文章を作るのにむずかしい題。 2 解決のむずかしい問題。難問。「軍縮という—に取り組む」 3 無理な要求。無理な言いがかり。「—をふっかける」「無理—」
にほんあんぎゃぶんしゅう【日本行脚文集】
大淀三千風の俳諧紀行集。元禄3年(1690)刊行。刊行前年までの7年に及ぶ全国行脚の間の自身の句文や、諸家から贈られた詩歌俳諧をまとめたもの。
はくちょう‐の‐うた【白鳥の歌】
死ぬまぎわに白鳥がうたうという歌。その時の声が最も美しいという言い伝えから、ある人が最後に作った詩歌や曲、また、生前最後の演奏など。 《原題、(ドイツ)Schwanengesang》シューベ...
はな‐むけ【餞/贐】
《「馬の鼻向け」の略》旅立ちや門出を祝って、別れて行く人に金品・詩歌などを贈ること。また、その贈り物。餞別(せんべつ)。「—の言葉」
はめ‐く【陥め句/入め句/塡め句】
古歌・古詩の一部をはめ込んで詩歌を作ること。また、その詩歌。
ばん‐か【挽歌/輓歌】
1 葬送のとき、柩(ひつぎ)を載せた車をひく人たちがうたう歌。また、人の死を悼んで作る詩歌。哀悼歌。 2 万葉集で、雑歌(ぞうか)・相聞(そうもん)とともに三大部立ての一。辞世や人の死に関するも...
パリのごがつに【パリの五月に】
清岡卓行の詩集。平成3年(1991)刊。翌年、日本現代詩歌文学館により第7回詩歌文学館賞受賞。
ひき‐うた【引(き)歌】
古歌やその一部を、後人が自分の詩歌・文章に引用すること。また、その歌。
ひ‐こう【披講】
[名](スル)詩歌などの会で、作品を読み上げること。また、その役の人。「秀句を—する」