りょうがみ【両神】
金子兜太の第12句集。70歳を挟む9年間の作品をまとめたもの。題名は埼玉県秩父の両神山に由来。平成7年(1995)刊行。平成8年(1996)、第11回詩歌文学館賞受賞。
れん‐が【連歌】
短歌の上の句(五・七・五)と下の句(七・七)との唱和、あるいは上の句と下の句とを一人または数人から十数人で交互に詠み連ねる詩歌の形態の一。万葉集巻8にみえる尼と大伴家持との唱和の歌に始まるとされ...
ろう‐えい【朗詠】
[名](スル) 1 詩歌などを、節をつけて声高くうたうこと。吟詠。「人麿の歌を—する」 2 平安中期から流行した歌謡で、漢詩文の一節を朗吟するもの。中世以降、雅楽化された。詞章となる詩歌を収めた...
ろう‐ぎん【朗吟】
[名](スル)声高く詩歌を吟詠すること。「—して、飛過(ひか)す洞庭湖」〈芥川・杜子春〉
ろう‐しょう【朗唱】
[名](スル)声高く歌ったり、詩歌をよみ上げたりすること。「詩を—する」
ろうせいきかいわいで【老世紀界隈で】
伊藤信吉による詩集。平成13年(2001)刊行。第17回詩歌文学館賞(詩部門)受賞。
ろう‐どく【朗読】
[名](スル)声に出して読み上げること。特に、詩歌や文章などをその内容をくみとり、感情をこめて読み上げること。「詩を—する」
ろうどく‐かい【朗読会】
詩歌や文章などを読み上げ、鑑賞・批評する会。
わ‐か【和歌/倭歌】
1 漢詩に対して、上代から行われた日本固有の詩歌。五音と七音を基調とする長歌・短歌・旋頭歌(せどうか)・片歌(かたうた)などの総称。平安時代以降は主に短歌をさすようになった。やまとうた。 2 《...
わかんろうえいしゅう【和漢朗詠集/倭漢朗詠集】
平安中期の詩歌集。2巻。藤原公任撰。長和2年(1013)ごろの成立か。朗詠に適した白居易などの漢詩文の秀句約590首と紀貫之(きのつらゆき)・凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)などの和歌約220...