なんそうしゅう【南窗集】
三好達治の第2詩集。4行詩という定型詩を採用して注目される。昭和7年(1932)刊行。
なん‐だい【難題】
1 詩歌や文章を作るのにむずかしい題。 2 解決のむずかしい問題。難問。「軍縮という—に取り組む」 3 無理な要求。無理な言いがかり。「—をふっかける」「無理—」
なんちょうほうき【男重宝記】
江戸初期の教養書。5巻。草田寸木子(すんぼくし)著。元禄6年(1693)刊行。手習い・詩・俳諧・茶の湯・将棋など、一般知識や諸芸について記したもの。
にえ【贄/牲】
1 神に供えるささげ物。また、天子に献上する魚や鳥などの食物。その年の新穀などを奉るのにもいう。 2 進物。贈り物。会見のときの礼物。「かの歌女もし我心に協(かな)わば、我はこれを—にせん」〈鴎...
ニザーミー‐どおり【ニザーミー通り】
《Nizami küçəsi》アゼルバイジャンの首都バクーにある目抜き通り。海岸に平行して東西に延びる。商店やカフェが並び、バクー随一の繁華街として知られる。名称は中世ペルシアの詩人ニザーミー=...
ニザーミー‐びょう【ニザーミー廟】
《Nizami məqbərəsi》アゼルバイジャン共和国の都市ギャンジャにある霊廟。中世ペルシアの詩人ニザーミー=ガンジャビーを祭る。現在の円筒形の霊廟は旧ソ連からの独立後の1991年に建造。...
ニザームッディーン‐びょう【ニザームッディーン廟】
《Nizamuddin Dargah》インド北部の都市デリーにある霊廟。市街中心部、ジャムナ川沿いに位置し、フマーユーン廟に近い。13世紀から14世紀にかけてのイスラム教スーフィーの聖者、ニザー...
にしかぜのふ【西風の賦】
《原題Ode to the West Wind》英国の詩人シェリーによる叙情詩。1820年の作品。
にじ【虹】
《原題The Rainbow》ローレンスによる長編小説。1915年刊。中部イングランドの農場を舞台に、3代にわたる父子の愛欲と結婚の諸相を描く。刊行当初、性描写がわいせつであるとの理由で発禁処...
にじゅうこくせきしゃのし【二重国籍者の詩】
野口米次郎の詩集。著者の詩集のうち、日本語のものとしては最初の書。大正10年(1921)刊行。