めいじだいひょうしじん【明治代表詩人】
河井酔茗の評論集。昭和12年(1937)刊。島崎藤村、山田美妙、児玉花外など明治期の詩人について論じる。
めいそうししゅう【瞑想詩集】
《原題、(フランス)Médeutations poétiques》ラマルティーヌの処女詩集。1820年刊行。代表作「湖」「孤独」などを収める。西洋文学史におけるロマン主義時代の始まりに位置づけ...
めいてつ‐ほしん【明哲保身】
《「詩経」大雅・烝民から》聡明で道理に通じていて、物事を的確に処理し、安全に身を保つこと。
めいめい‐の‐うち【冥冥の裡】
知らず知らずのうち。冥冥裏(り)。「我は—に、一の凶音の来り迫るを覚えながら」〈鴎外訳・即興詩人〉
メシュラムき【メシュラム記】
鶴田知也による小説。イエス=キリストの時代の古代ローマ舞台とする英雄叙事詩的作品。昭和11年(1936)「文学界」に発表。同年刊行の作品集「コシャマイン記」に収録。
メシーアス【(ドイツ)Der Messias】
《救世主の意》クロプシュトックの詩。キリストの受難と昇天を主題とする宗教的な長編叙事詩で、1948年に第3歌までを発表し、高い評価を得た。完結は1773年。
メタモルフォセス【(ラテン)Metamorphoses】
オウィディウスの物語詩。15巻。宇宙の開闢(かいびゃく)からカエサルの星への転身までを、主としてギリシャ・ローマの神話や伝説をつなぎ合わせながら年代順に記したもの。
めつ‐じん【滅尽】
[名](スル)ほろんでなくなること。また、ことごとくほろぼすこと。「心中の弱処病処の一時に—するを覚えたり」〈鴎外訳・即興詩人〉
めつぼうとしょうり【滅亡と勝利】
《原題、(ドイツ)Verfall und Triumph》ドイツの詩人、ベッヒャーによる詩集。1914年刊行。
メトリック【(ドイツ)Metrik】
韻律学。作詩法。