カンタベリーものがたり【カンタベリー物語】
《原題The Canterbury Tales》チョーサーの物語詩。1387〜1400年作。カンタベリー大聖堂への巡礼者たちを語り手に仕立てた24編の物語からなる。
カンツォニエーレ【(イタリア)Canzoniere】
ルネサンス期のイタリアの詩人、ペトラルカによる叙情詩集「俗語詩断片集」の通称。ラウラという女性への愛を主題とし、後世のヨーロッパの抒情詩に大きな影響を与えた。1374年、作者の死の直前に完成。...
カンティ【(イタリア)Canti】
イタリアの詩人、レオパルディの全詩集。1831年に初版を刊行。決定版は著者没後の1845年に刊行された。
かんな‐れんく【漢和聯句】
鎌倉時代以後行われた連歌・聯句の一形式。発句を五言の漢詩句で始め、以下、和語の句と交互に詠み進めるもの。かんわれんく。→和漢聯句(わかんれんく)
かん‐ぶんがく【漢文学】
1 中国古来の文学。中国の古典文学。経(けい)(経書)・史(歴史)・子(し)(諸子百家)・集(詩文集)の4部に大別される。 2 漢文でつづられた文学作品。または、それを研究する学問。
かん‐ぼく【簡朴/簡樸】
[名・形動]簡略で素朴なこと。また、そのさま。「その歌のかずかずは、万葉の高古にして—なる」〈藤村・雅言と詩歌〉
かん‐ぼく【翰墨】
1 筆と墨。 2 詩文を作ること。書画をかくこと。また、その出来上がったもの。 3 広く文学に関すること。文書。
かんぼく‐じょう【翰墨場】
詩歌や書画をつくったり発表したりして楽しむ集まりの席。また、その仲間。
カーサ‐ドス‐コントス【Casa dos Contos】
ブラジル南東部、ミナスジェライス州の古都オーロプレトにある邸宅。18世紀後半に税吏の住居として建造。のちに刑務所となり、ブラジル独立運動に関わった詩人クラウディオ=マヌエル=ダ=コスタも投獄され...
が【雅】
[名・形動]みやびやかなこと。奥ゆかしいこと。また、そのさま。風流。「馬が尿(いばり)するのをさえ—な事と見立てて」〈漱石・草枕〉 [名]「詩経」の六義(りくぎ)の一。周王朝の儀式や宴席でう...