あくまのかべ【悪魔の壁】
《原題、(チェコ)Čertova stěna》スメタナのオペラ。全3幕。1882年完成。女流作家・詩人のE＝クラスノホルスカの台本。修道院の建設を断念させるため、ブルタバ川を堰き止めて氾濫させた...
アクロスティック【acrostic】
文章や詩の各行の先頭または末尾の文字をつなげると、ある語句になるという言葉遊び。→折句(おりく)
あこがれ
石川啄木の第1詩集。明治38年（1905）、小田島書房より刊行。上田敏が序詩を寄せ、与謝野鉄幹が跋文(ばつぶん)を書いた。
あさ【朝】
《原題、(イタリア)Mattino》イタリアの詩人、パリーニの詩。4部作「一日」の第1作。1763年刊。
あさ‐いど【浅井戸】
磯田光一による詩人萩原朔太郎の評伝。昭和62年（1987）10月刊。同年2月、最終章が書かれる前に磯田が病没したため、未完。
あさどや‐ゆんた【安里屋ユンタ】
民謡の一。沖縄県八重山列島の竹富島で、江戸時代中ごろに生まれた叙事詩体の作業歌。「マタハーリヌチンダラカヌシャマヨ（去りゆくかわいい女(ひと)よ）」の一節を用いて、第二次大戦中には替え歌が流行。
あざけ・る【嘲る】
［動ラ五（四）］ １ ばかにして悪く言ったり笑ったりする。「人の失敗を—・る」 ２ 風月に心ひかれて声を上げて詩歌を吟じる。「月に—・り、風にあざむくこと絶えず」〈後拾遺・序〉
あざむ・く【欺く】
［動カ五（四）］ １ 言葉巧みにうそを言って、相手に本当だと思わせる。言いくるめる。だます。「敵を—・く」「まんまと—・く」 →騙(だま)す［用法］ ２ （「…をあざむく」の形で）…と負けずに張...
アシーンのほうろうとそのたのし【アシーンの放浪とその他の詩】
《原題The Wanderings of Oisin and Other Poems》イェーツの第一詩集。1889年刊。長編の物語詩「アシーンの放浪」など、著者が美術学校の学生時代から書きためた...
アジアのかんこ【亜細亜の鹹湖】
安西冬衛の第2詩集。昭和8年（1933）刊。
