にん‐ち【認知】
[名](スル) 1 ある事柄をはっきりと認めること。「反省すべき点を—する」 2 婚姻関係にない男女の間に生まれた子について、その父または母が自分の子であると認め、法律上の親子関係を発生させるこ...
にんち‐かがく【認知科学】
人間やその他の生物の認識機構を対象とする科学。神経科学・人工知能・哲学・心理学・言語学など、多方面にかかわる総合的、学際的な科学。
にんち‐きのう【認知機能】
視覚や聴覚などによって外部から得られた情報をもとにして、周囲の物事や自分の状態を正しく把握し、適切に行動するための、脳の高度な機能。記憶・思考・判断・理解・計算・学習・言語といった知的機能の総称。
にんちきのう‐けんさ【認知機能検査】
1 認知機能を測定・評価するために、専門の医師、臨床心理士、言語聴覚士などが行う検査。ミニメンタルステート検査(MMSE)・改定長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)・前頭葉機能検査(FAB...
にんち‐こうこがく【認知考古学】
心の進化を研究する進化心理学を取り入れ、遺物・遺跡の分析から古代人の精神状態を解明しようとする、新しい研究分野。
にんちこうどう‐りょうほう【認知行動療法】
情緒障害や気分障害などに対する治療技法の一。物事を解釈したり理解する仕方を修正する認知療法と、学習理論に基づいて行動を修正する行動療法を統合した療法。他の心理療法よりも比較的短期間で治療効果が認...
にんち‐しょう【認知症】
《dementia》成人後に、脳に損傷を受けることによって認知機能が低下する状態。脳血管障害、脳外傷、変性疾患、アルコール中毒などが原因で起こる。原因疾患からアルツハイマー型認知症、脳血管性認知...
にんちしょう‐かいじょし【認知症介助士】
日本ケアフィット共育機構が認定する民間資格。認知症を正しく理解し、接し方の心構えを身につけた人に与えられる。
にんちしょう‐グループホーム【認知症グループホーム】
⇒グループホーム1
にんちしょうサポーター‐せいど【認知症サポーター制度】
認知症患者について正しく理解し、見守りや生活上の細かな支援を行うボランティアを養成する制度。自治体や企業・団体などが実施する所定の養成講座を受けた人は認知症サポーターとなり、目印としてオレンジ色...