せいじんびょう‐たいじきはっしょうせつ【成人病胎児期発症説】
胎児期の低酸素・低栄養状態が、成長して成人になったときの成人病(生活習慣病)の素因となるという仮説。1986年に英国の医師・疫学者D=バーカーが提唱。のちに、胎児期に限らず、新生児・乳児期におけ...
せい‐せつ【性説】
中国における、人間の本性に関する説。孟子の性善説、荀子の性悪説など。
せいぜん‐せつ【性善説】
人間にはもともと善の端緒がそなわっており、それを発展させれば徳性にまで達することができるとする説。孟子が唱えた。⇔性悪説。
せいとく‐せつ【生得説】
哲学で、生得観念の存在を認める学説。
せいなんのえきでんせつ【西南役伝説】
石牟礼道子の小説。明治10年(1877)に起こった西南戦争を聞き書きによる手法で表現したもの。昭和55年(1980)刊行。
せいはい‐でんせつ【聖杯伝説】
キリストが最後の晩餐に用い、使徒たちが十字架上のキリストの血を受けたといわれる神聖な杯の探索をめぐる中世ヨーロッパの伝説。アーサー王伝説に取り入れられ、また、クレチアン=ド=トロワの「ペルスバル...
せいれい‐せつ【性霊説】
中国、清の詩人、袁枚(えんばい)らが提唱した説。性情の自由な流露と自然な表現を尊重した。王士禎の神韻説や沈徳潜の格調説と対立。
せ‐せつ【世説】
世間のうわさ。世の風説。
せっかずせつ【雪華図説】
雪の結晶図説集。古河(こが)藩主土井利位(どいとしつら)著。天保4年(1833)正編、同11年続編刊。顕微鏡で観察した合計183の雪の結晶図と、論考「雪の生成の物理」等を収める。
せつ【説】
1 ある物事に対する主義、主張。「新しい—をたてる」「御—御もっともです」 2 うわさ。風説。「彼女が結婚したという—がある」 3 漢文の一体。道理を解釈したもの。また、自分の意見を述べたもの。...