はいかい‐れんが【俳諧連歌】
⇒俳諧の連歌
はい‐ふう【俳風/誹風】
俳諧の流儀・風体(ふうてい)。俳句の作風。「蕉門(しょうもん)の—」
はいふうすえつむはな【誹風末摘花】
川柳集。4編4冊。似実軒酔茶(にじつけんよいちゃ)ほか編。安永5〜享和元年(1776〜1801)刊。川柳評の万句合(まんくあわせ)などから好色的な句を集めたもの。
はいふうやなぎだる【誹風柳多留】
川柳集。167編。呉陵軒可有(ごりょうけんあるべし)ほか編。明和2〜天保11年(1765〜1840)刊。初世柄井川柳以下5世までの撰。万句合(まんくあわせ)から、前句なしでも独立した秀句を集めた...
はいふうやなぎだるしゅうい【誹風柳多留拾遺】
川柳集。10編10冊。編者未詳。寛政8〜9年(1796〜97)刊の「古今前句集」を改題したもの。万句合から句を20の部類に分けて編集。
ひ【誹】
[音]ヒ(呉)(漢) ハイ(慣) [訓]そしる 〈ヒ〉悪口を言う。そしる。「誹毀(ひき)・誹謗(ひぼう)」 〈ハイ〉「俳」の音借字。「誹諧(はいかい)・誹風」
ひ‐き【誹毀/非毀】
[名](スル)悪口を言うこと。他人の悪事や醜行をあばいて、その名誉を傷つけること。「アゼシラウス王の所置を、常に—する程なれば」〈竜渓・経国美談〉
ひき‐ざい【誹毀罪】
旧刑法上の罪名。現在の名誉毀損罪に相当する。
ひ‐ぎ【非議/誹議】
[名](スル)論じて非難すること。そしること。「吾もし他人を—するときは、彼また吾を—すべし」〈中村訳・自由之理〉
ひ‐ぼう【誹謗】
[名](スル)他人を悪く言うこと。そしること。「陰で他人を—する」「—中傷」