こうわ‐かいぎ【講和会議】
講和条約を協議・締結するため、当事国の代表が集まって行う会議。
こうわ‐じょうやく【講和条約】
交戦国の間で結ばれる講和のための条約。戦争の終結と平和の回復を宣言し、講和の条件として領土の割譲や賠償金などを定める。平和条約。
こくみんぶんがくろん【国民文学論】
1950年代に、竹内好、伊藤整、野間宏らを中心に起こった文学論争。サンフランシスコ講和条約による日本の再独立や朝鮮戦争勃発を契機とし、「国民のための文学とは何か」という議論が重ねられた。竹内の発...
ごし‐うんどう【五・四運動】
1919年5月4日、北京(ペキン)で起こった反帝国主義運動。第一次大戦後のパリ講和会議で、山東半島の利権返還などの中国の要求が通らず、また、日本の対華二十一箇条要求に対する反発から、学生デモを契...
さつえい‐せんそう【薩英戦争】
文久3年(1863)鹿児島で英国東洋艦隊と薩摩藩との間で行われた戦争。前年の生麦事件が原因。両軍ともに大きな損害を被り、同年講和。以後両者の提携が進んだ。
サハリン【Sakhalin/Сахалин】
北海道の北方にある島。間宮海峡を隔ててシベリアに接する。江戸時代に日本人・ロシア人が入植、明治8年(1875)千島と交換してロシア領となり、明治38年(1905)日露講和条約により北緯50度以南...
さんごく‐かんしょう【三国干渉】
明治28年(1895)、日清戦争の講和条約(下関条約)締結後、ロシア・フランス・ドイツの3国が日本に干渉を加え、条約で日本が得た遼東半島を清国に返還させた事件。
サンジェルマン‐じょうやく【サンジェルマン条約】
第一次大戦後の1919年9月、サンジェルマンで連合国とオーストリアとの間で調印された講和条約。オーストリアは領域内のハンガリー、チェコスロバキアなどの独立を承認。オーストリアハンガリー帝国は解体した。
サンステファノ‐じょうやく【サンステファノ条約】
1878年、ロシア‐トルコ戦争の結果、イスタンブールの近くの小村サンステファノ(San Stefano)で、ロシアとトルコとの間で結ばれた講和条約。ロシアのバルカン進出を認めた条約であったが、諸...
サンフランシスコ‐こうわじょうやく【サンフランシスコ講和条約】
第二次大戦を終結させるため、日本と連合国との間で結ばれた条約。昭和26年(1951)9月サンフランシスコで、ソ連・ポーランド・チェコスロバキアの3か国を除く連合国48か国と日本とにより調印。米国...