きん【謹】
[常用漢字] [音]キン(漢) [訓]つつしむ 1 言動に注意してかしこまる。細かく気を配る。「謹厳・謹厚・謹慎・謹聴」 2 相手に対して恭敬の意を表す語。つつしんで。「謹賀・謹啓・謹言・謹呈」...
きん‐かい【謹戒/謹誡】
[名](スル)いましめること。また、自らつつしみいましめること。「余は時々に発明してみずから—なすべきなり」〈逍遥・小説神髄〉
きん‐が【謹賀】
つつしんで喜びを申し述べること。
きんが‐しんねん【謹賀新年】
つつしんで新年の喜びを申し述べること。年賀状などに記す語。
きん‐けい【謹啓】
つつしんで申し上げること。手紙の最初に書くあいさつの語。「拝啓」よりも敬意が高い。「敬白」「謹言」で結ぶ。
きん‐げん【謹厳】
[名・形動]まじめで、いかめしいこと。また、そのさま。「—な教育者」 [派生]きんげんさ[名]
きん‐げん【謹言】
つつしんで言上すること。手紙の結びに用いて、相手に敬意を表す語。→謹啓(きんけい)
きんげん‐じっちょく【謹厳実直】
[名・形動]つつしみ深くまじめで正直であること。また、そのさま。「—な勤めぶり」
きん‐こう【謹厚】
[名・形動]つつしみ深く、まじめで温厚なこと。また、そのさま。「—な人柄」
きん‐こく【謹告】
つつしんで申し上げること。公示や広告文の冒頭に用いる語。