なごや‐クアラルンプールほそくぎていしょ【名古屋・クアラルンプール補足議定書】
遺伝子組み換え生物(LMO)の輸出入に関する国際的な枠組みを定めたカルタヘナ議定書を補足する議定書。遺伝子組み換え生物の輸出入によって生態系に悪影響が生じた場合、締約国は、開発企業や輸送業者など...
にこくかんクレジット‐せいど【二国間クレジット制度】
日本が提唱する、温室効果ガスの排出量削減に向けた二国間協力事業の仕組み。途上国に先進的な低炭素技術を提供し、それによって達成された削減量を、日本の削減分として計上できるようにするもの。京都議定書...
はいしゅつりょう‐とりひき【排出量取引】
京都議定書による京都メカニズムの一。温室効果ガス排出権を売買する仕組み。国・自治体・企業などの温室効果ガス排出者間で、割り当て排出量を下回った者が、割り当て排出量を上回った者に残量分を売ること。...
バンコク‐じょうやく【バンコク条約】
《「東南アジア非核兵器地帯条約」の通称》東南アジア地域の非核化を定めた条約。1997年発効。ASEAN諸国10か国を対象とし、締約国による核兵器の開発・製造・取得・所有・管理・配置・運搬・実験、...
パリ‐きょうてい【パリ協定】
2015年12月に気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)で採択され、2016年11月に発効した、地球温暖化防止に関する国際条約。長期目標として、「世界的な平均気温の上昇を産業革命前に比...
ふかんでんでん‐の‐そう【不堪佃田の奏】
平安時代、毎年9月7日に国司から太政官に報告のあった不堪佃田の田数とその租税減免とを大臣以下が議定して奏聞した公事。不堪田の奏。
プロトコル【protocol】
《「プロトコール」とも》 1 議定書。 2 外交儀礼。 3 コンピューター間で、データをやりとりするために定められた手順・規約。信号の電気的規則。送受信の手順など。通信規約。通信プロトコル。
ペリンダバ‐じょうやく【ペリンダバ条約】
《「アフリカ非核兵器地帯条約」の通称》アフリカ大陸の非核化を定めた条約。2009年発効。アフリカ諸国54か国を対象とし、締約国による核爆発装置の研究・開発・製造・貯蔵・取得・保有・管理、および核...
ホット‐エア【hot air】
京都議定書によって定められた、各国の温室効果ガス排出権の余剰分。旧ソ連や東欧諸国などの生産活動の低迷が続く国々で、削減目標とされる排出量に達していない場合の、その余裕分。 [補説]原義は空手形・...
ポスト‐きょうとぎていしょ【ポスト京都議定書】
先進国に温室効果ガスの排出削減を義務付けた京都議定書の第一約束期間が終了する2013年以降の国際的な枠組み。京都議定書には最大の排出国だった米国が参加せず、削減義務を負わない中国・インドなど新興...