たにむら‐ともいち【谷村友一】
[1927〜2002]野球の審判員。米国の生まれ。学生野球や社会人野球の審判として活躍の後、日本プロ野球の審判に転身。多くの重要な試合で審判を務め、3026試合に出場。後年は後進の育成に尽力した。
たに‐りゅう【谷流】
天台密教の一派。比叡山の東塔南谷に住んでいた皇慶を祖とする。
たに‐わたし【谷渡し】
1 レンギョウの枝の長く垂れたもの。 2 ナンテンハギの別名。
たに‐わたり【谷渡り】
1 谷を渡ること。特に鶯(うぐいす)などが、谷から谷へと鳴きながら渡ること。また、その鳴き声。 2 シダのオオタニワタリの別名。
たんちゃめ‐ぶし【谷茶前節】
沖縄県の民謡で、踊り歌。沖縄本島中部西海岸の漁村、谷茶村(現、恩納村(おんなそん)谷茶)の生活をコミカルに歌ったもの。
や【谷】
谷あいの地。やつ。やと。地名に残っている語。「—中」「雑司ヶ—」
や‐ぐら【谷倉】
1 谷間の斜面の岩壁に穴をあけて物を貯蔵する所としたもの。いわむろ。 2 鎌倉・室町時代、山腹につくった横穴式の墓。神奈川県鎌倉市付近に多くみられる。塚穴(つかあな)。
やざわ‐がわ【谷沢川】
東京都世田谷区南部を流れる川。用賀付近の湧水が源で、玉堤地区で多摩川に合流する。長さ3.7キロ。下流に景勝地の等々力渓谷がある。
やち【谷地/谷/野地】
「やつ(谷)」に同じ。「そのかみは—なりけらし小夜碪(きぬた)/公羽」〈続猿蓑〉
やち‐だも【谷地だも】
モクセイ科トネリコ属の落葉高木。本州北部から北の湿地に自生。樹皮に縦の裂け目があり、葉は長楕円形の小葉からなる羽状複葉で、小葉の基部に褐色の毛が密生する。雌雄異株で、4、5月ごろ、黄緑色の小花を...