しん‐みつ【身密】
仏語。三密の一。人知では計り知れない、仏の神秘不思議な身体による行為。手に印契を結ぶことで象徴的に表される。
ジェームズランゲ‐せつ【ジェームズランゲ説】
《James-Lange theory》アメリカの心理学者ジェームズ(W.James)とデンマークの心理学者ランゲ(C.Lange)とによって、1884〜1885年の同じころ唱えられた情動の本質...
日月(じつげつ)地(ち)に墜(お)ちず
《「日月」は正義・道義などを象徴するもの》人の守るべき正義・道義などがまだ滅びていない。
じゃしゅうもん【邪宗門】
北原白秋の第1詩集。明治42年(1909)刊。官能的で異国情緒にあふれた象徴詩を収める。 芥川竜之介の未完の小説。大正7年(1918)発表。「地獄変」の後日談。 高橋和巳の長編小説。新興宗...
ジャンブケーシュワラ‐じいん【ジャンブケーシュワラ寺院】
《Jambukeswarar Temple》インド南部、タミルナドゥ州の都市ティルチラーパリにあるヒンズー教寺院。カーベリ川の中州の寺院都市スリランガムに位置する。五重の周壁に囲まれ、七つのゴー...
じゅうじ‐か【十字架】
1 木を十字形に組み、罪人を磔(はりつけ)にするときに用いた処刑道具。 2 《イエスが磔にされたところから》キリスト教を象徴する十字形のしるし。贖罪(しょくざい)の犠牲、罪や死に対する勝利、また...
じゅうじか‐の‐おか【十字架の丘】
《Kryžių kalnas》リトアニア北部の都市シャウレイの北東約12キロメートルにある巡礼地。リトアニア独立戦争の死者や、旧ソ連による圧制とシベリア流刑の犠牲者を悼むため、約5万本ともいわれ...
ジュリアン‐ソレル【Julien Sorel】
スタンダールの小説「赤と黒」の主人公の青年。出世の野心に燃えて上流社会に進出するが、やがて自滅する。野心ある青年の象徴とされる。
じゅんきょうしゃ‐の‐ひろば【殉教者の広場】
リビアの首都トリポリにある広場。旧市街と新市街の間に位置する。イタリア植民地時代に建設。1969年のカダフィによるクーデター成功後には「緑の広場」と呼ばれるようになり、革命の象徴となった。201...
じょうへいてんぎょう‐の‐らん【承平天慶の乱】
承平・天慶年間(931〜947)に起こった、平将門(たいらのまさかど)の反乱と藤原純友(ふじわらのすみとも)の反乱。将門は関東に勢力を伸ばしたが、天慶3年(940)敗死、純友は瀬戸内海で反乱を起...