しょ‐けん【諸賢】
1 多くの賢人。 2 多くの人々に対して敬意を込めて呼ぶ語。代名詞的にも用いる。みなさん。「—のご健康を祈る」
じん‐けん【仁賢】
1 仁の心をもち、しかも賢いこと。また、その人。 2 仁者と賢者。
せい‐けん【聖賢】
1 聖人と賢人。また、知識・人格にすぐれた人物。「—の道に学ぶ」 2 《清酒を聖人、濁酒を賢人というところから》清酒と濁酒。
せん‐けん【先賢】
昔の賢人。前賢。「—に学ぶ」
ぜん‐けん【前賢】
「先賢(せんけん)」に同じ。
たい‐けん【大賢】
非常に賢い人。⇔大愚。
ちくりん‐の‐しちけん【竹林の七賢】
中国晋代に、俗塵(ぞくじん)を避けて竹林に集まり、清談を行った七人の隠士。阮籍(げんせき)・嵆康(けいこう)・山濤(さんとう)・向秀(しょうしゅう)・劉伶(りゅうれい)・阮咸(げんかん)・王戎(...
ふげん【普賢】
「普賢菩薩」の略。 [補説]書名別項。→普賢
ふげん【普賢】
石川淳の中編小説。中世フランスの女流詩人クリスチーヌ=ド=ピザンの伝記を構想する「わたし」を主人公とする観念小説。昭和11年(1936)発表。同年、第4回芥川賞受賞。
われ‐かしこ【我賢】
[形動ナリ]自分だけがかしこそうにしているさま。「—にうちあざわらひて語るを」〈源・手習〉