くばり【配り/賦り】
1 配ること。また、配った位置。「気の—」「字—」 2 生け花で、筒形の花器の口元に小枝の叉(また)などを仕掛けて花を支えること。また、その木の叉。
くばり‐ぶぎょう【賦奉行】
鎌倉幕府・室町幕府の職名。訴状に年月日と奉行名とをしるし、引付衆に分配した。賦別(くばりわけ)奉行。ふぶぎょう。
ふ‐ぶぎょう【賦奉行】
⇒くばりぶぎょう
くば・る【配る/賦る】
[動ラ五(四)] 1 物を、適当な量に分けて、それぞれに行き渡るようにする。割り当てて渡す。「カードを—・る」「招待状を—・る」 2 方々に届けて回る。配達する。「新聞を—・る」 3 配慮や注意...
ふ【賦】
1 詩や歌。「惜別の—」 2 「詩経」の六義(りくぎ)の一。比喩(ひゆ)などを用いないで感じたことをありのままによむ詩の叙述法。 3 漢文の文体の一。対句を多用し、句末で韻をふむもの。「赤壁—」
ふ【賦】
[常用漢字] [音]フ(呉)(漢) 1 税を取りたてる。租税。「賦役・賦税/田賦」 2 割り当てる。割り当て。「賦課/割賦・月賦・年賦」 3 授け与える。「賦活・賦与/天賦・稟賦(ひんぷ)」 4...
ふ‐えい【賦詠】
[名](スル)詩歌を作ること。また、その詩歌。
ふえき‐こうさつ【賦役黄冊】
中国、明代の租税台帳兼戸籍台帳。1381年、洪武帝(朱元璋)によって全国的に作成され、以降10年ごとに改訂された。黄冊。
ふ‐か【賦課】
[名](スル)租税などを割り当てて負担させること。「地方税を—する」「—金」
ふ‐かつ【賦活】
活力を与えること。物質の機能・作用を活発化すること。「—体」