えいよう‐か【栄養価】
食品の栄養としての価値。たんぱく質・脂肪・炭水化物・ビタミン・無機物質・繊維質などの成分の質と量によって表すが、消化吸収率に左右される。
えいよう‐きょうせい【栄養共生】
2種以上の微生物が、単独では成長が困難でも、同一培地中で混合培養すれば、互いに他種に必要な栄養物質を合成し、共存すること。
えいよう‐そ【栄養素】
生物体が、栄養のために体外から取り入れる物質。緑色植物では窒素・燐(りん)・カリウムなど、高等動物ではたんぱく質・炭水化物・脂肪・無機質・ビタミンなど。
えいようそ‐みつど【栄養素密度】
食品の単位熱量当たりの栄養素の含有量。ふつう100キロカロリー当たりに含まれるたんぱく質やカルシウム、ビタミンCなどの栄養素の含有量を重量で表す。
えい‐りょく【営力】
地質学的現象を起こす自然の力。風化・浸食・堆積(たいせき)作用などの外的営力と、火成作用・変成作用・地震などの内的営力とがある。
えき【液】
[音]エキ(漢) [学習漢字]5年 流動性の物質。汁。「液化・液汁・液状・液体/胃液・血液・原液・樹液・唾液(だえき)・体液・乳液・粘液・薬液・溶液」
えき‐か【液果】
3層からなる果皮のうち、中果皮または内果皮が多肉質で水分が多く、軟らかい果実。ミカン・トマト・ブドウなど。漿果(しょうか)。多肉果。→乾果
えき‐ざい【液材】
幹の木質部の外側の部分で、軟らかく、樹液を多く含む材。しらた。辺材。
えき‐しょう【液晶】
液体と結晶との中間状態にある物質。液体の流動性と結晶の規則性とをあわせもち、光学的異方性を示す。透明な電極で挟んで、時計・パソコン・テレビ・携帯電話などの画面表示に用いる。液状結晶。
えきしょう‐シャッター【液晶シャッター】
電圧を変えると光の透過性が変わる液晶の性質を利用した光フィルター。液晶プロジェクター、アクティブシャッター方式の立体映像用眼鏡、旅客機の窓の電子シャッターなどに用いられる。光シャッター。