あかさか‐ぎょえん【赤坂御苑】
東京都港区にある回遊式庭園。赤坂御用地の中央に位置し、春と秋に園遊会が催される。
あかさか‐じょう【赤坂城】
鎌倉末期に楠木正成(くすのきまさしげ)が築いた城。大阪府南河内郡千早赤阪村にその跡がある。
あかさか‐やっこ【赤坂奴】
江戸の大名や旗本に仕え、槍(やり)持ち・挟み箱持ちなどを勤め、男だてを誇った中間(ちゅうげん)・若党(わかとう)の称。山の手奴。
あかさか‐りきゅう【赤坂離宮】
東京都港区元赤坂にあった離宮。明治42年(1909)バッキンガム宮殿にならった石造の西洋建築として完成。第二次大戦後は国会図書館を経て迎賓館となる。
あか‐さび【赤錆】
鉄などに生じる赤茶色のさび。また、その色。
あか‐さんご【赤珊瑚】
サンゴ科の腔腸(こうちょう)動物。群体をなし、赤褐色の扁平な樹枝状で、四国・九州・小笠原などの深海底の岩礁に着生。赤くて硬い骨軸は装飾品の材料にする。
あか‐ざけ【赤酒】
灰持酒(あくもちざけ)の一。腐敗を防ぐため、発酵後、しぼる前に灰汁(あく)を加えてつくる赤い酒。甘みが強く、祝い事の酒や屠蘇(とそ)として飲むほか、調味料にする。熊本県の特産。灰酒(あくざけ)。
あか‐ざとう【赤砂糖】
赤茶色の砂糖。赤ざらめ、中白糖、精製していない粗糖など。
あかざわ‐やま【赤沢山】
静岡県伊東市南部の山。曽我兄弟の父河津祐泰(かわづすけやす)が、工藤祐経(くどうすけつね)の家臣に殺された所。
あか‐しお【赤潮】
海水中のプランクトンが異常増殖して、海水が変色する現象。魚介類に大きな害を与える。苦潮(にがしお)。厄水(やくみず)。《季 春》→青潮