せきり‐きん【赤痢菌】
赤痢の病原菌。グラム陰性の桿菌(かんきん)。明治31年(1898)志賀潔が発見したことからシゲラという属名をもつ。赤痢菌属には種類が多く病原性のないものもある。
せきりょく‐しきかくいじょう【赤緑色覚異常】
赤と緑を識別しにくい色覚異常。先天色覚異常のほとんどがこれにあたり、日本人では男性の20人に一人、女性の500人に一人にみられる。また、視神経や網膜などの疾患に伴って後天的に起こることもある。→...
せきりょく‐しきもう【赤緑色盲】
赤と緑の識別力を欠くとされた色覚異常をいった語。→先天赤緑色覚異常
せき‐りん【赤燐】
燐の同素体の一。黄燐を密閉容器内でセ氏約260度に加熱して得られる赤褐色の粉末。無毒で、空気中に放置しても自然発火しない。マッチ・花火などの原料。
せっ‐か【赤化】
[名](スル)《「赤」はプロレタリア革命の旗色》共産主義思想や機構を認め、受け入れること。また、その思想に染まること。
せっ‐か【赤禍】
資本主義社会などからみて、共産主義化されることによるわざわい。
せっ‐かっしょく【赤褐色】
赤みを帯びた褐色。
せっ‐き【赤旗】
「あかはた(赤旗)1」に同じ。
せっ‐き【赤気】
赤い色の雲気。また、彗星(すいせい)のこと。「彗星東方にいづ。蚩尤気(しゆうき)とも申す。又—とも申す」〈平家・三〉
せっ‐きゃく【赤脚】
肌をむき出しにした足。すあし。「—にして戸陰に蹰(たたず)み」〈織田訳・花柳春話〉