し‐あくしゅ【四悪趣】
仏語。地獄・餓鬼・畜生・修羅の四悪道。四趣。
し‐あくどう【四悪道】
⇒四悪趣(しあくしゅ)
しい‐しゅ【旨趣】
「ししゅ(旨趣)」の慣用読み。「心の底に—を残すべきにあらず」〈高野本平家・二〉
しき‐まつば【敷(き)松葉】
1 初冬に霜よけのため、また趣を添えるためなどの目的で、庭園に敷く松葉。《季 冬》「北向の庭にさす日や—/荷風」 2 便所の小用の壺に消音のために敷く松葉。
し‐きょう【詩興】
詩を作りたいと思う気分。また、詩を読んで感じる趣。詩情。「—がわく」
し‐くみ【仕組(み)】
1 物事の組み立て。構造。機構。「複雑な—の機械」「政治の—」 2 事をうまく運ぶために工夫された計画。くわだて。「うまく買わせる—になっている」 3 芝居・小説などで、内容・配置などの工夫。趣...
しくみ‐きょうげん【仕組(み)狂言】
その場の趣向で、急ごしらえして演じる芝居。
しく・む【仕組む】
[動マ五(四)] 1 工夫して物事を組み立てる。企てる。内々に計画を立てる。「—・まれた罠(わな)にはまる」 2 小説・戯曲などの筋を組み立てる。趣向を考える。「実際の事件を劇に—・む」
しころ‐びき【錣引/錏曳】
屋島の戦いで、平景清と源氏方の美尾谷(みおのや)十郎国俊が格闘し、景清がつかんだ国俊の兜の錏が切れたという伝説。歌舞伎に脚色され、さまざまな趣向で演じられた。一幕物としては、摩耶山で非人姿の景清...
しごと‐にんげん【仕事人間】
仕事が生きがいという人。仕事一途で他に趣味などもない人。会社人間。