ぜん‐しゅ【善趣】
仏語。現世でよい行いをした人が死後におもむく世界。また、その生存のあり方。人・天・阿修羅の三つがある。善道。⇔悪趣。
ぜん‐どう【善道】
1 正しい道。徳義にかなった道。「—に導く」 2 「善趣(ぜんしゅ)」に同じ。⇔悪道。
ぜん‐ぶん【前文】
1 前の方に書いた文。「—に述べたとおり」 2 手紙の冒頭に書く、時候のあいさつや安否のうかがいなどの文。 3 法令の条項の前に置かれている文章で、制定の趣旨や基本原則などを記すもの。まえがき。...
ぜん‐み【禅味】
禅の趣。禅の、俗気を離れた味わい。「—を帯びる」
そ・う【添う/副う】
《「沿う」と同語源》 [動ワ五(ハ四)] 1 そばを離れずにいる。ぴったりつく。「影の形に—・うようにいつも一緒にいる」「病人に—・って歩く」 2 夫婦になる。連れそう。「二人を—・わせてやり...
そう‐き【想起】
[名](スル)以前にあったことなどをおもいおこすこと。「設立時の趣意を—する」
そう‐こ【蒼古/蒼枯】
[ト・タル][文][形動タリ]古めかしい中に深い趣のあるさま。「苔むして—とした石仏群」
そうしょく‐おん【装飾音】
音楽で、旋律などに趣を添えたりするために、飾りとして付加された音。特殊な記号や小音符によって示す。前打音・後打音・ターン・トリルなど。
総論(そうろん)賛成(さんせい)各論(かくろん)反対(はんたい)
ある案などについて、趣旨には賛成するが、個々の具体的事柄には異議をとなえること。
そ‐じょう【訴状】
1 民事訴訟で、訴えを提起するときに、当事者・法定代理人、請求の趣旨および原因などを記載し、第一審の裁判所に提出する書面。 2 中世の訴訟で、訴人(原告)が訴えの趣旨を書いて幕府や領主に提出した...