せんぴ【鮮卑】
古代、北アジアで活躍した遊牧民族。五胡の一。2世紀中ごろ、匈奴(きょうど)の滅亡後に全モンゴルを支配したが、その後は諸部族に分裂。五胡十六国時代に慕容(ぼよう)氏(燕)・乞伏(きっぷく)氏(秦)...
たんきまんろく【耽奇漫録】
江戸後期の考証随筆。20集(20冊)。山崎美成(よししげ)序・跋。文政7〜8年(1824〜1825)成立。美成のほか谷文晁(ぶんちょう)や曲亭馬琴らが、好古・好事の者の会合「耽奇会」に持ち寄った...
だい【代】
中国、五胡十六国時代の国。鮮卑の族長拓跋猗盧(たくばついろ)が晋から封ぜられて建国(315〜376)。北魏はその後裔。
だい【題】
[音]ダイ(呉) [学習漢字]3年 1 書物や作品の内容を表す名。巻頭につけた見出し。タイトル。「題字・題名/改題・外題(げだい)・内題・表題・副題・傍題・無題」 2 解答を求める問い。テーマ。...
だい‐ばつ【題跋】
1 題辞と跋文。 2 巻物や書物の末尾につける文章。跋文。
ちみ‐もうりょう【魑魅魍魎】
《「魍魎」は山川・木石の精霊》いろいろな化け物。さまざまな妖怪変化(へんげ)。「—が跋扈(ばっこ)する」
てんごう‐がき【てんがう書き】
いたずら書き。戯(ざれ)書き。「かいやり捨てられし中に、—のあるを取り集めて」〈浮・一代男・跋〉
とばつ‐びしゃもん【兜跋毘沙門】
西域に起源をもつとみられる異形の毘沙門天。兜跋は「吐蕃(とばん)」の転ともいう。
なんだ‐りゅうおう【難陀竜王】
八大竜王の第一。跋(ばつ)難陀竜王の兄弟とされる。仏法護法の竜神で、頭に七竜頭をつける。難陀。
はち‐だいりゅうおう【八大竜王】
法華経賛嘆(さんだん)の法会に列した8体の護法の竜王。難陀(なんだ)・跋難陀(ばつなんだ)・沙伽羅(しゃがら)・和修吉(わしゅきつ)・徳叉迦(とくしゃか)・阿那婆達多(あなばだった)・摩那斯(ま...