と【跡】
あと。足あと。「跡絶(とだ)える」「跡見(とみ)」など、複合語の形で用いられる。
と‐ぎれ【途切れ/跡切れ】
とぎれること。「車の—を待って横断する」
とぎれ‐がち【途切れ勝ち】
[名・形動]話や関係などが、ややもすると途切れそうになるさま。「—に語る」「—な故郷の便り」
とぎれ‐とぎれ【途切れ途切れ】
[形動]何度もとぎれるさま。とぎれながら続くさま。「—に聞こえる」
と‐ぎ・れる【途切れる/跡切れる】
[動ラ下一][文]とぎ・る[ラ下二]続いていたものが途中で切れる。「—・れることのない人波」「会話が—・れる」
と‐だえ【途絶え/跡絶え】
1 途中で切れて、続かなくなること。 2 行き来がなくなること。男女の間が疎遠になること。「かれがれに—おかむ折こそは、さやうに思ひ変はることもあらめ」〈源・夕顔〉
と‐だ・える【途絶える/跡絶える】
[動ア下一][文]とだ・ゆ[ヤ下二] 1 続いていたものが、途中で切れてなくなる。「便りが—・えて久しい」 2 人の行き来がなくなる。特に、男女の間が疎遠になる。「久しく—・え給はむは、心細から...
と‐み【跡見】
狩猟で、鳥獣の通った跡を見、その向かった方角などを考えること。また、その役目。「秋津の小野の野の上には—すゑ置きて」〈万・九二六〉