あら‐ぎり【粗切り/荒切り】
1 粗く大ざっぱに切ること。また、切ったもの。 2 戦陣で、先頭の兵士が敵を切りたてながら進むこと。「いでいで武蔵—せん、跡をばこなせ若武者ども」〈幸若・高館〉 3 粗く刻んだタバコ。特に、安永...
アラジャホユック【Alacahöyük】
トルコの首都アンカラの東約150キロメートルに位置する村アラジャにある遺跡。青銅器時代、ヒッタイト帝国時代など、何層もの遺跡が重なっており、神殿、地下通路、浮き彫りが施されたスフィンクス門などが...
あらた【灼た】
[形動ナリ]《「新た」と同語源》 1 はっきりと見えるさま。鮮やか。「すべらぎの跡もつぎつぎ隠れなく—に見ゆるふる鏡かも」〈大鏡・後一条院〉 2 霊験が著しいさま。あらたか。「—なる神の御心寄せ...
アラハバード【Allahabad】
インド北部、ウッタルプラデシュ州の都市。ヒンドスタン平原のほぼ中央に位置する。アショカ王の時代から続く古都。郊外にガンジス川とジャムナ川が合流するサンガムとよばれるヒンズー教の聖地があり、大祭に...
アラフラフ‐の‐マラエ
《Marae Arahurahu》南太平洋、フランス領ポリネシア、タヒチ島にある遺跡。首都パペーテの南約25キロメートルに位置する。先住のポリネシア人による石造の祭祀場であり、現在も毎年7月にヘ...
アラムート‐じょう【アラムート城】
《Alamūt》イラン北西部の都市ガズビーンの近郊にある城塞跡。イスラム教イスマーイール派の一支派、アサシン教団で知られるニザール派の指導者ハサン=サッバーフにより建造。モンゴル帝国の攻撃を受け...
アラモ【Alamo】
米国テキサス州の都市サンアントニオにあるカトリックの伝道所跡。18世紀にスペイン人が建設し、19世紀に軍事要塞となった。テキサス独立戦争中の1836年、アメリカ人義勇兵がここに立てこもり、メキシ...
アラン‐しょとう【アラン諸島】
《Aran Islands》アイルランド西部、ゴールウエー湾にある諸島。イニシュモア島、イニシュマーン島、イニシィア島の3島からなる。ケルト文化を色濃く残す地として知られ、今もゲール語が話される...
アラン‐とう【アラン島】
《Isle of Arran》英国スコットランド南西部、クライド湾に浮かぶ島。中心となる町はブロディック。本島とは連絡航路で結ばれる。観光業が盛んで、スコッチウイスキーやビールの産地としても知ら...
アランヤ‐じょう【アランヤ城】
《Alanya Kalesi》トルコ南部の都市アランヤにある城跡。13世紀、セルジュークトルコのスルターン、カイクバード1世により冬の居城として建造された。周囲約8キロメートルの城壁に囲まれ、イ...