い【位】
[音]イ(ヰ)(呉)(漢) [訓]くらい [学習漢字]4年 1 その物の置かれた場所や立場。「位相・位置/体位・転位・部位・方位」 2 官職などにおける地位・身分。「位階/栄位・王位・学位・官位...
い‐し【倚子】
腰掛けの一。宮中では貴人高官が使用を許されたもの。形や背もたれ・ひじ掛けの有無などは身分により違いがあった。「螺鈿(らでん)の—立てたり」〈源・若菜上〉 [補説]中世以降、禅僧が多く使い、唐音を...
いっぱん‐じん【一般人】
特別の身分や地位をもたない人。また、あることに特別の関係がない人。普通人。
いつわ・る【偽る/詐る】
[動ラ五(四)] 1 事実や自分の本心を隠し、真実を曲げて言ったり、したりする。「身分を—・る」「病気と—・る」 2 だます。あざむく。「人を—・る」「己を—・る」 →騙(だま)す[用法] [可...
いぬ‐じにん【犬神人】
中世、近畿地方の大社に隷属した身分の低い神人。特に京都祇園社(八坂神社)に属した者をいう。社内の清掃、祇園会の山鉾(やまぼこ)巡幸の警固、葬送・埋葬などに従事し、祇園社の本所である延暦寺の兵卒と...
いやし・い【卑しい/賤しい】
[形][文]いや・し[シク] 1 身分・社会的地位が低い。「—・い身」 2 品位に欠けている。下品だ。「—・い言葉遣い」「根性が—・い」 3 貧しい。みすぼらしい。「服装が—・い」 4 飲食物や...
いわ‐がく・る【岩隠る】
[動ラ四]《石城(いわき)に隠れる意から》身分の高い人が死ぬ。お隠れになる。「神さぶと—・りますやすみしし我が大君のきこしめす背面(そとも)の国の」〈万・一九九〉
いん【院】
[名] 1 「大学院」の略。「—卒」 2 上皇・法皇・女院(にょいん)の御所。転じて、上皇・法皇・女院の尊称。「—の御所」 3 貴人の邸宅や別荘。「その—の桜ことにおもしろし」〈伊勢・八二〉 ...
いんきょ‐ぶん【隠居分】
1 隠居の身分。「姉にかかりて—」〈浄・重井筒〉 2 隠居する者に生活費として分け与えられる財産。「—とて有り銀(がね)三千貫目」〈浮・織留・二〉
いん‐じゅ【印綬】
古代中国で、官吏がその身分や地位を示すしるしとして天子から賜った、印およびそれを下げるための組み紐(ひも)。