きょうめいがいえん‐てんたい【共鳴外縁天体】
太陽系外縁天体のうち、海王星と軌道共鳴の関係にある天体。海王星との公転周期の比が2:3である準惑星の冥王星のほか、1:2、3:5、4:7などの比の天体が見つかっている。
きょく‐きどう【極軌道】
人工衛星がとる軌道の一。地球の両極上空を通る、赤道に対して直角の軌道のこと。地球全域を観測できるため、偵察衛星、気象衛星、リモートセンシングを行う地球観測衛星などの軌道として利用される。
きらり
JAXA(ジャクサ)(宇宙航空研究開発機構)の光衛星間通信実験衛星OICETS(オイセッツ)の愛称。平成17年(2005)8月にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から小型科学衛星れいめいとともに...
きりく‐しゃ【軌陸車】
軌道(線路)と道路の両方を走ることのできる車両。鉄道の保線工事や整備作業などに用いられる。
キロン【Chiron】
彗星小惑星遷移天体の一。1977年に小惑星として発見され、のちに彗星に特徴的な急激な光度変化や中心核が観測され、現在は小惑星と彗星のどちらにも分類されている。名称はギリシャ神話のケンタウロスの賢...
きんじつ‐てん【近日点】
太陽系の惑星・彗星(すいせい)などが、軌道上で太陽に最も接近する点。⇔遠日点。
きん‐せい【金星】
太陽系の2番目の惑星。地球の軌道のすぐ内側にあり、太陽との平均距離は1億820万キロすなわち0.7233天文単位、公転周期は225日、自転周期は243.01日で、公転とは向きが逆。地球よりわずか...
きんせいおうだん‐しょうわくせい【金星横断小惑星】
公転軌道が金星の軌道と交差する小惑星の総称。近日点と遠日点が金星の軌道よりそれぞれ内側と外側に位置する。代表的なものとしてイカルス、アポロ、ファエトンなどがある。
きんせいのきどう【金星の軌道】
《原題、(ドイツ)Hesperus-Bahnen》ヨーゼフ=シュトラウスの管弦楽によるワルツ。1870年初演。ヨーゼフの生前に初演された最後の作品として知られる。別邦題「宵の明星の軌道」。
きんち‐てん【近地点】
地球を回る月や人工衛星が、軌道上で地球に最も接近する点。ペリジー。⇔遠地点。