クワオアー【Quaoar】
太陽系外縁天体の一つ。カイパーベルト天体に属す。2002年、パロマー山天文台からの観測で発見された。名の由来はアメリカ先住民トログバ族の創世神。冥王星の外側、太陽から43天文単位離れたカイパーベ...
グランドタック‐モデル【grand tack model】
太陽系形成モデルの一。太陽系形成の初期に木星や土星などの大型惑星が現在よりも内側の軌道を取り、周囲のガスや塵を集めたという説。火星の質量が小さいこと、小惑星帯の小惑星の分布などを矛盾なく説明でき...
グレイル【GRAIL】
《Gravity Recovery and Interior Laboratory》米国の月探査機。2011年に打ち上げられ、月の周回軌道に投入。同形状の2機の探査機で構成され、探査機同士および...
けいさん‐かがく【計算化学】
理論化学や量子化学の問題を、コンピューターを活用して研究する化学の一分野。分子軌道法やモンテカルロ法などの計算手法が用いられる。
ケスラー‐シンドローム【Kessler syndrome】
地球周回軌道上のスペースデブリ(宇宙ごみ)の密度がある限界を超えると、衝突・破壊の連鎖によって宇宙ごみが爆発的に増え、宇宙開発を行えなくなるという理論。
ケプラー‐の‐ほうそく【ケプラーの法則】
ケプラーが発見した、惑星の運動に関する三つの法則。第一法則は、惑星の軌道は楕円でその焦点の一つに太陽がある。第二法則は、惑星と太陽を結ぶ動径は等時間に等面積を描く。第三法則は、惑星の太陽からの平...
ケプラー‐ようそ【ケプラー要素】
⇒軌道要素
ケレス【(ラテン)Ceres】
ローマ神話の豊穣(ほうじょう)の女神。ギリシャ神話のデメテルと同一視された。セレス。 準惑星の一。1801年、イタリアのピアッチが火星と木星の公転軌道の間で発見。当初は惑星と思われたが、近く...
ケンタウロス‐ぞく【ケンタウロス族】
小惑星の分類の一。木星と海王星の間を公転する小惑星をさす。多くの小惑星が含まれる小惑星帯とは異なる軌道をもつため、特異小惑星に分類される。木星の重力による摂動を受けやすく、軌道が不安定なものが多...
ケーブル‐カー【cable car】
1 山の急斜面に設けた軌道上を、ケーブルを取り付けた車両が上下するもの。鋼索鉄道。索状鉄道。ケーブル。 2 もと、ロープウエーのこと。空中ケーブル。