アトラス【Atlās】
(Atlās)ギリシャ神話で、巨人神の一。プロメテウスの兄弟。オリンポスの神々と戦って敗れ、世界の西の端で天空を双肩で支える罰を科せられた。大西洋(the Atlantic Ocean)の...
アトラス‐ファイブ【AtlasⅤ】
米国ユナイテッドローンチアライアンス社が製造する二段式大型ロケット。アトラスロケットシリーズの一つで、2002年に初打ち上げに成功。全長58メートル。使い捨てロケットで、高い打ち上げ成功率を誇る...
アドラステア【Adrastea】
木星の第15衛星。すべての衛星のうち2番目に木星に近く、輪の中の軌道を回る。1979年にボイジャー2号が撮影した写真から発見された。名の由来はギリシャ神話の女神。非球形で平均直径は約16キロ。
アナレンマ【analemma】
均時差による太陽の運動。一年を通じて、同じ場所で同時刻に太陽を撮影し、それらの写真を合成すると、太陽が8の字の軌跡を描くことが知られる。
アナンケ【Ananke】
木星の第12衛星。他の多くの衛星と逆行する公転軌道をもつ。1951年に発見。名の由来はギリシャ神話の女神。非球形で平均直径は約30キロ。
アプト‐しき【アプト式】
急勾配(きゅうこうばい)の鉄道線路で列車が滑らないよう、2本のレールの中央に歯車でかみ合う軌条を取り付けた方式。スイスのアプト(R.Abt[1850〜1933])が考案。日本では大井川鉄道井川線...
アポジー‐モーター【apogee motor】
静止衛星に搭載される小型ロケットエンジン。静止軌道への投入前、静止トランスファー軌道から静止ドリフト軌道に上げる際に必要な秒速約3キロメートルの軌道速度にするための推力を与える。アポジーキックモ...
アポロ【Apollo】
アポロンのラテン語名。
小惑星の一。1932年にドイツのカール=ラインムートにより発見され、しばらくの間見失われていたが、1973年に再発見。名称はギリシャ神話の神アポロンに由来する。直径約...
アポロ‐ぐん【アポロ群】
地球近傍小惑星の分類の一。火星より内側の地球近傍に軌道をもち、軌道長半径が1天文単位以上で、近日点が1.017天文単位以下の小惑星をさす。名称は1932年にこの群で最初に発見(1973年に再発見...
アポロニウス‐の‐えん【アポロニウスの円】
二定点からの距離の比が1ではない一定値である点の軌跡がつくる円。古代ギリシャの数学者アポロニウスによる。