いんにん‐じちょう【隠忍自重】
[名](スル)怒りや苦しみをじっと抑えて外に表さず、軽はずみな行動をしないこと。
おいそれ‐もの【おいそれ者】
深く考えずに物事をする人。軽はずみな人間。「お勢は根生(ねおい)の—なれば」〈二葉亭・浮雲〉
おおな‐おおな
[副] 1 人目をはばからず夢中になるさま。本気になって。ひたすら。「—言出づることをものうくはもてなすべきぞ」〈源・早蕨〉 2 思慮に欠け軽はずみなさま。うっかり。うかうかと。「民部卿などの、...
かろ・ぶ【軽ぶ】
[動バ上二] 1 軽そうである。かるがるとしている。「—・び涼しげなる御中に」〈枕・三五〉 2 軽率である。軽はずみである。「—・びたる名をや流さむ」〈源・帚木〉 3 低い身分・官位である。「い...
きょう‐こつ【軽忽/軽骨】
[名・形動] 1 かるがるしいこと。軽はずみなこと。また、そのさま。けいこつ。「忽ちきゃっきゃっと—な声を発し」〈二葉亭・浮雲〉 2 ばかげたこと。とんでもないこと。また、そのさま。「なう—や、...
けい‐きょ【軽挙】
軽はずみな行い。「—を慎む」
けい‐そう【軽躁】
[名・形動]落ち着きがなく騒がしいこと。思慮が浅く軽はずみなこと。また、そのさま。「—な性格」
けい‐ちょう【軽佻】
[名・形動]《「佻」も、かるいの意》落ち着きがなく、言動が軽はずみなこと。また、そのさま。軽薄。「成程江戸っ子の—な風を、よく、あらわしてる」〈漱石・坊っちゃん〉
げん‐どう【言動】
人前で言ったり、したりすること。言葉と行い。言行。「軽はずみな—を慎む」
こう‐りょう【荒涼】
[名・形動] 1 荒れ果ててものさびしいこと。また、そのさま。「三千代は自分の—な胸の中(うち)を」〈漱石・それから〉 2 漠然として要領を得ないこと。また、そのさま。「題の本意もなくすこぶる...