けい【軽〔輕〕】
[音]ケイ(漢) キン(唐) キョウ(キャウ)(呉) [訓]かるい かろやか [学習漢字]3年 〈ケイ〉 1 目方が少ない。「軽重(けいちょう)・軽量・軽工業」 2 重苦しくない。かろやか。「...
ここんてい‐しんちょう【古今亭志ん朝】
[1938〜2001]落語家。3世。東京の生まれ。本名、美濃部強次(きょうじ)。5世志ん生の次男。10世金原亭馬生の弟。入門から5年という異例のスピードで真打に昇進。明快、軽妙な語り口で人気を博...
こしょほうこう【古書彷徨】
小説家、古書店主の出久根達郎による随筆集。店を訪れる古本愛好家たちの姿を軽妙な筆致で描く。昭和62年(1987)刊行。
このは‐がえし【木の葉返し】
木の葉が風に翻るような軽妙な技。薙刀(なぎなた)や剣などの特殊な技法にいう。
さらばこくぶんじしょてんのおばば【さらば国分寺書店のオババ】
椎名誠のエッセー集。「本の雑誌」誌に連載したエッセーをまとめ、昭和54年(1979)に刊行。口語調の軽妙な文体は「昭和軽薄体」とよばれた。
しゃ‐だつ【洒脱】
[名・形動]俗気がなく、さっぱりしていること。あかぬけしていること。また、そのさま。「—な人柄」「軽妙—」 [派生]しゃだつさ[名]
しょうじ‐さだお【東海林さだお】
[1937〜 ]漫画家。東京の生まれ。本名、庄司禎雄(さだお)。サラリーマンの生活を描いたユーモアあふれる漫画で多くの読者を得る。軽妙な語り口でつづった食に関するエッセーも人気が高い。代表作「シ...
たまや【タマや】
金井美恵子の連作短編集。昭和62年(1987)刊。翌年、第27回女流文学賞受賞。押し付けられた猫を飼う気弱な青年と孤独な登場人物たちとの関わりを、軽妙な文体で描く。
とば‐え【鳥羽絵】
《戯画に長じたと伝える平安後期の僧、鳥羽僧正覚猷(かくゆう)にちなんでいう》江戸時代、日常生活を軽妙なタッチで描いた墨書きの戯画。今日の漫画にあたり、大坂の松屋耳鳥斎らの手によって盛んになった...
はくちゅうどうどう【白昼堂々】
結城昌治の小説。昭和41年(1966)刊行。万引き集団を軽妙なタッチで描いた悪漢小説。昭和43年(1968)、野村芳太郎監督により映画化。